(2003年2月)
シャロン北海道の旅・・・A

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馬方の愛馬ジャスミン、昨秋(?)から具合がよろしくない。シャロンが道東へ来る。
願ってもないチャンスというわけで、ジャスミンのセラピーをお願いすることになった。

司馬  了子さん  シャロン  馬方
札幌から駆けつけた了子さんと入口でバッタリ。

代わる代わるポッキーの手綱をとりました
天気もいいことだし、橇に乗っていただきました。
厚子さんより
シャロンさんのホースセラピーはとても有意義でした。 素人でも出来る事はじっくり観察する事でしょうか? 人間の努力で少しでも馬の幸せが得られん事を願うばかりです。 ジャスミンの幸運を祈っております。馬そりは楽しかったですね!昔の苦労が今の遊びに!林道ではどう?馬に酷かしら?馬スキーなら可能かな?町営スキー場で上からソリで豪快に滑走!牧場で歩くスキー、アニマルトラッキング、 冬の遊びは楽しさ一杯でした。(・・・いいな〜!)  

お昼ご飯は会長自慢の草牛で焼肉。

高橋さん     イーさん     Sami さん

高橋さんは津別会員の最長老。昨年、ポッキーをMY HORSEとし、足しげく牧場に通っています。(^_^) さて大活躍のイーさんですが、その昔は学校などへの送迎など実生活でも御者として活躍していましたが、 昨今は橇の御者だけでなく時には料理人にも変身いたします。

ケンちゃん  尾迫さん  了子さん  厚子さん

尾迫亜紀さん..第2回津別エンデュランス大会(40km)でマゼッタに騎乗し優勝致しました。同大会にて富塚&キリ組は第4位&ベスコン賞獲得しました。 高橋了子さん..第3回全日本エンデュランス大会で鈴に騎乗。はドサンコとして初の100km完走を果たしました。
 
まかせて!由美子さんが平らげます。
第2回釧路湿原大会(80km)で優勝。

昨日の網走、今日の津別、晴天に恵まれました。午前中は橇で遊んで気温が上がるのを待ちました。 お昼ご飯を済ませ、さて始めますかという頃になると、この時期としてはポカッと気温も高めの上天気・・・ほっ。(^_^) 津別の3人組や会員たち10数名が集まりました。
(夕方、セラピーの終る頃はお天気がいいだけに冷え冷えとしてきましたが。)

セラピーを始めます。晴天、暖かでよかった!

左右のバランスはどーでしょうか?
シャロンの右隣にいる赤ジャンパーは富塚夫人愛馬キリの歩様を見てもらいました。
キリは素晴らしいエンデュランスホースであるとのお墨付き。富塚さん、ほくほくでした。

踏み込みは左右均等・・・じゃないな〜。(-.-)

さらに旋廻させてみて・・・やっぱおかしい。(-.-)

まずは歩様を調べ四肢の動きの良し悪しを確認します。さらに全身の骨、関節、筋肉などを丁寧にくまなく触り調べます。ちょっとブレイク・・・ここまで1時間以上かかります。では、セラピーを始めましょうか・・・とシャロン。えっ、これから始まるの!・・みな驚いてました。

食べ切る時間、食べ方、食べこぼしも要注意。

骨盤の歪みはここにも現れます。

マッサージ、ストレッチという言葉はよく耳にします。それらも含め、シャロンはセラピーのために6つの方法を使うそうです。 レイム(Lame)というのは一般的に跛行(はこう)のことを言うそうですが、大きく言うと「左右の不均衡(Un-evenness)」を総称して言うそうです。跛行は歩き方走り方が左右不均一なわけですからレイムですね。(^^; ここいらあたりは各自お勉強してくださいね。さて、レイムにより身体の使い方も左右不均一ですね。各筋肉も、多く使われる方使われない方と偏ってしまいます。骨格にも(多かれ少なかれ)偏位(移?)があります。全く問題のない馬はめったにいないとのことです。問題点を探り出しセラピーが始まります。施術が終りアセスメント・シートに書き込み。さらに1時間以上が経過していました。

首、肩、胸、背中、腹部・・・丁寧にチェックします。

骨や関節や筋肉など隅々チェックします。

アセスメント・シートには、一般的なマッサージ&ストレッチの方法、全体的な所見、オーナーが自分でできる範囲のセラピーの方法・・・ジャスミンの場合、後肢のストレッチ方法、骨盤の矯正方法・・・が示されています。ジャスミン、何ヶ所か問題を抱えていますが、体形・骨格はいいとのこと。じっくり養生して来シーズンに備えましょう。数多くのアロマ・オイルからジャスミンが選んだお気入りアロマは、パッチョウリ、カルダモン、ロマール・カモマイル、ゼラニウムでした。

さて、オーストラリアではエンデュランスも盛んである。シャロンの手にかかって優勝を含め素晴らしい成績を残しているエンデュランス馬は、2002年シャザダの優勝馬(なんと同名のジャスミン、騎手はMr.Rex Cox)をはじめたくさんいる。日本のエンデュランスは始まったばかりです。そんな状況の中、かつては交通&運搬の手段としての馬車や馬橇、農耕に用いた馬もいたでしょうが、元々スポーツやレジャーとして馬に乗ることなどなかったオジサンたちが始めた当研究会の活動には目を見張るものがあります・・・よねぇ。(^^; そこいらあたり、シャロンは馬方にインタビュー。どんな記事になりますか?こちらも楽しみですねぇ!

アセスメント・シートに書き込みます。
馬方より
2002年2月10日に津別に来てから約1年・・・ ジャスミンお嬢さんには、出産、トレッキング、エンデュランス、 と環境が大きく変わって身体の異常も発生致しました。 然し具体的に跛行の原因と場所を特定できないでおりました。 ひょんなことからシャロンと知り合いになり セラピーを実施してもらい大変な知識を修得致しました。 エンデュランス競技の取り組みには、トレーニングだけではなく 運動後の筋肉の回復方法、馬をリラックスさせる方法等、 馬とのかかわりが大切なのですね。 施術後のジャスミンの立っている足の位置及び骨盤の傾斜の 修復には驚きました。 術後2週間位は香料の香りにより馬の精神が安定していました。 ありがとうシャロン!!

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