(2003年5月の連休)
Stevieさんと道東馬旅

Stevieさんはサラブレッド銀座(日高・浦河方面)へは何度も足を運んでいるが
道東方面は初めて。この道東馬旅は何ともハプニングの多い旅となりました。

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まずは原生牧場 オホーツクを見下す 左の白い貨車が乗馬受付

今回のゴールデンウィークは同じクラブの先輩馬友Stevieさんと3日間一緒でした。いつものように網走原生牧場、原生牧場のお隣りノーネームランチ(NNR)で快走しました。原生では午前中小雨でしたが午後からは雨も止み出発。けっこう風が強く寒い1日でした。Stevieさんは1便後の飛行機。機内アナウンスで『風が強いのでひょっとすると札幌へ着陸するかも?』と言われ、え〜どーしよー!と思ったとか。(^^; ともあれ、無事、女満別空港へ着陸。Stevieさんはロッキー、小西さんは外乗訓練中のチビ、司馬はお馴染みジャジャ。

馬たちはのんびりお食事 ロッキーと海岸を駆けました

牧場を出て、オホーツクを眺めながら草地を抜け県道を進み海岸前の釧網線踏切手前で川に入り国道・鉄道のガード下を進み海岸へ。海岸を駆け藻琴湖へ向かいます。ここらで、Stevieがチビに乗り換え。外乗慣れしてないチビですが、さすが、Stevieさんにとってはナンのことはありません。去年のGWはこんなでした。

生まれたての子馬 丘の上に戻ってきました

藻琴湖の湖岸を反対方面に向かうNNR一行に手をふって水芭蕉を見ながら藻琴湖へ。湖岸を歩き、国道を渡り、潅木の生える草地を通って戻ります。 牧場は小高い丘の上にありますが、丘のふもとには動物園や厩舎など牧場施設があります。ちょうど産まれたての子馬がいたので子馬を見てきました。子馬を見て出発。

草地にて 向こうに見えるのは藻琴湖 止らないと困るので・・・ほどほどに(^^;

坂を駆け上ると牧場の草原に出ます。牧場に戻り『喫茶室&休憩室』代りの古い貨車で一休み。 そんじゃ、牧場周辺や広い草地を走りましょうということで、2人でそこいらを駆けてみました。広い草原で駆けさせると速いですねぇ。ほどほどのところで終了に・・。宿はお馴染み網走セントラル。夕食はどーいたしましょう?今回は、ホテルレストランで地ビールなどいただきながら洋食コースディナーにいたしました。チョロリチョロリと色々と出てきまして、なかなか美味でした。(酒別\2000)

Bill&Stevie 快調に駆けます オホーツクを見下ろす丘の上

翌日は快晴。9時すぎ、NNRの福井さん(Bill)がお迎えに。早速外乗へ。お馬の名前を忘れてしまいました。コースなどは2000年11月の道東馬旅1回目NNRの巻をご覧ください。

北浜駅(駅舎内は軽食&喫茶)でお休み。
駅の向うは海 2月には流氷がいっぱい。
北浜駅 駅舎のなか。
Bill Fukui & Y. Stevie. D & Yohcan

さて、ここで最初のハプニング。コースも終盤、網走原生牧場に近づきました。時間は13時。網走駅13時30分発オホーツク6号に乗る予定である。福井さんには『13時30分の電車に乗るということをメールで伝えてあったが』心配になって『13時30分の電車に乗りたいんですが・・・・と伝えると』『えっ、早く言ってよ〜!』福井さん、すっかり忘れていた!そこからNNRまで大爆走。

海岸を快走 羊羹は犬に吼えられ危うく落馬 2人そろって後向き乗り

牧場へ着いて荷物を車に放り込んで急いで駅へ向かう。福井さんの上手な運転で駅に着いたのは13時25分であった。ほっ。ここから、網走⇒女満別⇒美幌、ほんの30分だが、ローカル列車に乗るのもよかろうと電車に乗ることにした。さて、ぶじ電車に乗って席に着き、やれやれ・・・・『最後の爆走、面白かったね〜。(^_^)』 さて、美幌駅には馬方が。

美幌駅 馬方のお迎えを待ちます

馬方の車で30分ほど、牧場到着。一休みして外乗へ。蝦夷紫ツツジの斜面を登ります。 時折ギャロップぎみ駆歩を混ぜながら、エンデュランススタイルで長々と速歩が続きます。むろん、どんな走りをしても Stevieさんにとってはノープロブレム(^_^) 林道には所々残雪が。倒木が道を塞いでいる所もけっこうある。

蝦夷紫ツツジ

【喫茶つべつ(5/19)より:コース整備】
『5/18はエンデュランスのコース整備(1レグ)です。 イーさんがチェンソー片手に倒木をバッタバッタと切って行きます。 後片づけは、パワフルなYUさんとTさん。 女性陣も大活躍です。 お昼でのビールの美味しいこと。 YUさんは初めてのお手伝いですが、競技を運営する上で こんな苦労があるとは・・・と感心していました。 更にコース整備がつづきます。(馬方記)』
そんな山道を快調に走って帰ってきました。・・と、ウエストポーチを見ると、ファスナーは全開!なかの物がほとんど無くなっている。 帰りの航空券はあるが、多少でも重さのあるものはポンポン跳ねて全て無くなっている。ひえ〜、どーしよー!馬方は所用で出かけるとのこと。『私も落としたことがあるが見つかるもんですよ・・・』とか、ほんとかよ。(-.-) 落としたものは、サイフ、定期入れ、カメラ予備電池、予備フィルム、携帯電話、撮り済フィルム、小さいなノート、ボールペンなど。Stevieさんと2人で再度うまに乗り山へ向かう。

さて、さっき走ったコースを考えると、熊笹のなかを歩いたのは前半。あとは全て林道である。その林道を走っているとき、腰の後にまわっていたウエストポーチを横にずらしたが、そのときファスナーを開けてしまった可能性があることはある。同じコースを行くか、逆コースで行くか、で、逆コースで行くことにした。これが1人だったらなんと寂しい探し物外乗になったことか。Stevieさんが一緒でよかった。

ずっと歩いていたのでは暗くなってしまう。地面に目を配りながら、ゆっくりと速歩で行く。
何km行ったか、ちょっと鮮やかな色のものを発見。ん、なんだ・・、と思ったら、ティッシュペーパーであった。しかし落とした物であることは確かである。たぶん、重いものから飛び出して、だんだん軽いものが飛び出していったのだろう・・・。 これは予想どおりだった。希望がでてきた。(^_^) しばらく行くと、フィルムの包み紙。何百メートル毎か、数km毎か、ぽつりぽつりと発見していった。

手帳、ボールペン、予備電池、予備フィルムと見つかっていくが、重要なものがまだ見つからない。道のほぼ中央の水溜りに黒い四角いもの発見、定期入れであった。おお、定期入れが見つかった!これは、サイフも同じように落ちているに違いないとさらに希望がでてきた。そこからしばらく長かったが、前方に斜めに落ちている黒い物体発見!これは遠目にもサイフに違いないと分かった。(^_^) あと、重いものは・・・携帯電話である。私の(と言っても妻のだが)携帯はピンク色である。遠目でも発見しやすいのでスピードを速めて進んだ。

かなり進んで前方に目立つ色発見・・・携帯であった。定期入れ、サイフ、携帯が見つかってほっと・・・。安心して走りまして、蝦夷紫ツツジの斜面へ出られる分岐点へ到着。熊笹の斜面を下っていると、うまの耳がピクリッと。斜面下の方から馬方が現れました。ここからは3人で走って牧場へ。牧場に着いたのは6時半を過ぎていました。ともあれ、殆どの物が見つかったのだが、1本目の撮り済フィルムが見つからなかった。 というわけで、原生牧場、NNRで撮った写真は全てパー ということになってしまいました。ごめんなさい。m(_._)m 
今夜のお泊りはティエラ。 明日はチミケップ湖へ行く予定です。
P.S.フィルムですが、その後、山中で見つけてくれまして、ご覧のように原生&NNRの写真も載せました。

牧場の馬たちをバックに

山のなかの水飲み場

翌日、馬方のお迎えで牧場へ。10時、馬方(鈴)、Stevie(なな)、司馬(イブキ)で出発。 今日もまたエンデュランススタイルで快調に走ります。快調すぎて写真を撮ってませんでした。 山の中の涌き水で一休み。山を降りてチミケップ湖に通じる県道を通ります。しばらく舗装道路ですが、路肩の草のあたりを走ります。通行止めから舗装が切れ、蛇行するチミケップ川を見ながら走ります。川の終点がチミケップ湖です。左に湖を見ながら進み11時半、チミケップホテル(お洒落です)到着。

チミケップホテルの前
向こうが正面入口
この写真↑は2003/9/4
同じクラブYukikoさんの旅

テラスの前はチミケップ湖

ホテルで昼食。馬方と司馬はカレー、Stevieはスパゲティ。カレーも美味だったが、スパゲティの方が彩りよく・・・次回はスパゲティにしよう。(^^; ゆっくりと食事、お茶して、12時半出発。ここから、司馬がナナに、Stevieさんがイブキに乗り替り、チミケップ湖を一周するコースへ。ホテルは湖の北側になる。北側は林道だが、南側は遊歩道となり、林のなかを通ることになる。湖に流れこむ小川には小魚が群れていた。遊歩道は湖のすぐ脇を通るところもある。今年は雪が多く、牧場周辺の山には倒木が多かったが、湖を一周する遊歩道にも倒木が何本も覆い被さっていた。倒木をくぐり抜けたり、またいだり。北側のホテルが見えてきた。湖を眺めながら常歩、速歩で快調に進み一周して川の流れ出しに戻る。ここから来た道を戻る。途中から山に入らず、何ヶ所かの水場で水を飲ませつつ、県道(舗装道路)の脇をかなり速い速歩でどんどん進む。まさにエンデュランス走りです。このコース、40数kmになります。3時ちょっと前、牧場到着。一休みして新馬に乗りましょうということに。1時間ばかりショートコースを走ってきました。

チミケップからただ今帰りました。

Stevieさんから【喫茶つべつ(5/8)より】
5/1−2は大変お世話になりました! おかげさまでとても楽しかったです(^^)。
チミケップ湖きれいでしたね! 貴重な経験(落し物拾いを含めて^^)をいろいろさせていただきとても勉強に なりました。軽速歩が上手くなったような気が(^^)。 またお邪魔したいと思いますのでヨロシクお願いします。 #今度はちゃんと先頭できるように頑張りますので(^^;)

Shiba YohcanよりStevieさんへ
今回はエンデュランス走りを堪能していただけたようですね。 落し物拾いツアーにもお付き合いいただき感謝しております。 ほんまに心強うございました・・・。(^^;
次回、 旦那様といらっしゃるときは、某クラブのHオッサン来道時のパターン (酒もか〜?)やお嬢様4名のパターンなど、お楽しみいただければと存じます。m(_._)m

Stevieさんから【喫茶つべつ(5/19)より】
・・・ところで、コース整備お疲れ様でした>みなさま やっぱりエンデュランスには体力と腕力と持久力が必要なんですね! 私がその場にいてもただ眺めてるだけになりそう(^^;) いつかはエンデュランスの競技や裏方にも参加できるよう、トレーニングを 始めようかなぁと思っているのに毎日雨ばっかりで・・・(言い訳^^;)
青空が懐かしくなってきた今日このごろです。

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