しばしばリラックス(しなさい)と言われますが、そー言われても、という気がします。リラックスしてと言われたとき、
かなりの初心者で馬に乗ること自体に緊張している段階は別として、たいてい力が入っているのはベルトより上の部分。
胸、肩、首、腕(全部、拳も)でしょう。膝から下(一般的に脚)、くるぶし、くるぶしから下もコチコチかも。
これは、けっきょくは骨盤回りが安定していないからですね。
骨盤回りが安定していないということは、骨盤回りの筋肉が弛緩して鞍にチョコンと乗っかっているだけなのでしょう。
骨盤回りが安定していれば、意識的にせよ無意識的にせよ、不安定さ・ぐらつき・心もとなさ、を何とかしようとして
身体の他の部分(手・足など)を使おうとしてしまうことはありません。単にリラックスしなさいとか、肩の力を抜いてとか言うのは、
あんまり意味ないですね。
2009年8月 追記
骨盤回りが安定していない・骨盤回りの筋肉が弛緩して、と書きましたが、
骨盤まわりをしっかりさせようとして、往々にして骨盤まわりが固まってしまいます。
ここいらあたりのことについて、Mr.I に教えていただき、さっそく、高野英夫著の[究極の身体]と
[だれでも達人になれる!ゆる体操の極意]
を購入しました。あなたもいかがですか?
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