(2003年5月10〜11日)
第1回八ヶ岳エンデュランス大会

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津別の姫・初・オリーブ・ラディッシュがネイティブ・ビレッジの騎乗馬として出場です。

記念撮影! 皆さん良い笑顔ですねぇ。

Sanaeさんの報告
5月10,11日に山梨県小淵沢で行われた、八ヶ岳大会に ネイティブに遠征中の津別の馬(初、姫、オリーブ、ラディッシュ)が参加するということで クルーとしてお手伝いをしてきました。 私がクルーとして行ったのは、11日だけですが、初は前日のチームエンデュランス、 30キロ(10キロ×3人)にも参加して完走をしていました。

11日は、4頭が40キロのトレーニングライドに参加しました。 私が到着したのは出発後でしたが、チームにもなっていて 時間差で出発をしていました。 気温は13〜15度くらいだったでしょうか。 少し寒いくらいで、競技にはちょうど良かったと思います。 しかし、終わりの頃には雨も降ってきてかなり寒かったです。


会場の小淵沢競技場の走路にて
同じく ゴール間近

同じコースを2週。1週して1度出発地点に帰って来て、 まずは歩様検査をしクールダウン。 人馬共に余裕の表情です。 ネイティブのクルーの方々の手際良い作業で進められ、 一休みをして、また出発前に歩様検査をし、出発です。 歩様検査では姫が先頭で、皆が連れられていくと、獣医さんが 「この子がボスなの〜?」と、かわいいボスに微笑んでいました。


1周目終了。給水中の姫ちゃん、余裕です
心拍はどうかな?ラディッシュと姫
この2頭の大きさの違い...

ゴールするまでの間、他のチームの馬たちを観察。 馬の種類も様々ですが、小淵沢付近のクラブからの貸馬や ブリティッシュスタイルのクラブからの参加があり、 そのためか、クウォーターホース、サラ、アングロアラブあたりが多く、 中には、ダッチブレッド、セルフランセも。 それでも、20キロTRでは16頭中、14頭完走。 30キロ全頭完走。40キロTRでは32頭中 31頭完走。 60キロ競技では、11頭中9頭完走。と、完走率がとても高かったようです。 小淵沢付近のクラブは標高の高い位置にあるので、日ごろから自然に鍛えられ ているのかもしれませんね。


皆一緒に、ゴールイン!
ゴール後、クルーの待つ場所へ戻ります。

津別の馬たちは小さい馬2頭、大きい馬2頭の4頭の組み合わせなので、 なんとも微笑ましく、皆から注目されていました。 ラディッシュは歩様が素晴らしいので、「馬場馬に!」という声が〜。 観察をしながら待ち構えていると、4頭が無事に近くまで戻ってきました。 放送で現在地がたまに告げられますが、見えないというのは やはり待っている者からすると、心配になりますねぇ。 アクシデントでもあったか?とか。色々と。 でも、無事に4頭疲れも見せないままゴールをし、 30分後のVet.チェックに向けてすぐにクールダウン。 皆、水もしっかり飲み、作業も手際よく進められ、順調に心拍も下がりました。 Vet.チェックではオリーブがちょっと心拍を計られるのを嫌がりましたが (それまでは普通に計らせていたのですが...)
4頭とも良い状態で終了しました。


クールダウン中
皆で仲良く歩き心拍を整えてます

そしてオリーブとOさんがみごとベスコン!! 今回は4頭のチームで走ったので、どの馬がベスコンでも良いような、 皆、とても良い状態に思いました。 今回は、ネイティブのクルーの方々のチームワークが良く、 ネイティブのオーナーやライダーの谷さんからの指示がしっかり出て、 こちらもとても動きやすく、手際よく進めることができました。 今回クルーとして参加して、チームワークの大切さを確認いたしました。 ライダーの方たちも、馬と一緒に大会前に標高の高い長距離をだいぶトレーニングをされていたようで、成果が現れたのでしょう。 皆さん、余裕の表情でしたよ。 次回は5月31日、6月1日に軽井沢で行われる、浅間大会です。 こちらもとても楽しみです。・・・・・Sanae


Vet.チェック中のラディッシュ
姫ちゃんは相変わらず、
平然と落ち着き払ってます

ネイティブ・ビレッジから出場の谷さんから(・・・喫茶室より)
八ヶ岳のコースは、ウン千万をかけてウッドチップをまいて整備したらしく、 足場は最高に良かったです。(津別の馬にとっては、ネイティブの溶岩ゴロ ゴロのコースでトレーニングしているので、荒れた足場の方が有利だったの ですが・・・) しかし、標高差が大きく(40キロ360m、60キロ550m)スタート地 点が標高1000mという山岳コースで、今まで走ったどのコースよりも傾斜 がきつく、長い斜面を登り下りしなければならない大変なコースでした。し かも折り返しまで行きはずーっと登り、帰りはずーっと下りという、馬に負 担のかかるコースでした。

トーレーニングライドで着順はつかない競技でしたが、ベスコンは出ると言 うので、ベスコンねらいでした。事前にこっそりベスコンの決定方法(走行タ イムに関係なく、馬体検査の結果だけで決定)を確認し、走行制限時間5時 間いっぱいをかけて走る作戦でいきました。この作戦がハマって結果は全頭 オールAでオリーブがベスコンゲット!ねらい通りの結果でした。 オリーブは増し飼いが効いてか、跳ねまくってましたが、小沢さんは落ちず にがんばってました。

初は連戦かつ小格馬に最も不利なコースで、特に前肢にかなり負担がかかっ ていたようなので、コースの下りは引き馬で初と一緒に走りました。しかし、 跛行したわけではなく、前肢以外は何の問題もありませんでした。 姫は落ち着き払って淡々と走ってました。ベスコンはオリーブか姫だと予想し ていたのですが、やはり小格馬には最も不利なコースで惜しくもベスコンは 逃しました。鈴木さん手作りの赤いチェックのゼッケンをつけて走る姿はと ても可愛かったです。 ラデッシュは今回成長が見られました。バテた初にかわって急遽後半からチー ムを先導させましたが、相変わらず重さはありものの、一定のペースで先導 出来ました。馬体検査でバタつき、心拍をあげなければベスコンだったかも 知れません。

競技会全体としては、考えていたよりハイレベルでした。北海道とあまりかわ らないかも知れません。 コースの難易度は、去年見に来たボブサンプルが10段階中7ぐらいだと言っ たそうですが、今年は去年よりきつくなっているので、8ぐらいになっている ということでした。 馬のレベルもあがっており、かなりの完走率でした。特に60キロ1位のマッ キーダンディー(アラブ)は550mの高低差のコースを3時間40分で完走し、 心拍を48まで落としているので、北海道に遠征してきたら強敵になりそうで す。

津別の馬達は会場でも人気で、初・姫はかわいさで大人気、オリーブは他には いない毛色で話題、ラデッシュはその体格の良さで「馬場馬にすれば?」とい う声もありました。 6月1日軽井沢の東日本選手権の大会も80キロに11頭エントリーという事 なので、しっかり調整し、いい結果を残せるようにがんばります。 いい状態で4頭を津別にお返ししたいと思ってます。 最後に、クルーとしてがんばってくれたSanaeさん、ネイティブのみんな、 ありがとうございました。

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