北海道ではありません。白州の山中でのこと。
山梨県は甲斐駒ケ岳の麓、尾白川渓谷の滝めぐりです。
冬の雪山低山、バードウォッチングを楽しみながらの冬山散策。
なかなか優雅な休日を過ごしました。
賑やかな夏とは一味違い、ハイカーに出会うこともない静寂の中、尾白川の川音、野鳥の声を聞きつつ、その姿にしばし足を止め、あちこちにある鹿の糞、足跡を辿りつつ、不動滝を目指してのんびりと登りました。
まだまだ雪と氷の山道、アイゼンを着けました。写真は目的の不動滝を目の前にしたところ。つづら折りの坂を下り曲がると、正面５ｍばかりのところにおりました。そこは渓谷の斜面、逃げる様子もなくじっとこちらを見ていました。時刻はちょうどお昼。足元は雪がいっぱいですが、渓谷はちょうど南から日の差す場所、新芽も伸びているのでしょう。周囲の木々はこころもち緑が濃いように思われます。我ら２人もお弁当タイム。カモシカは少し遠のき、我々の様子を覗いながらも、新芽や青葉を食べておりました。渓谷には水あり、風もさえぎり、且つここは南向き、いい場所なのでしょう。
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