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ハーモニーランチ 馬日記 2006 [フォトメール]
ハーモニーランチは2003年10月に誕生。故にその時点からの記録を残しておきたいとも思っています。今回は間に合わないので2004年10月からスタートさせてもらいます。ただやはり、リアルタイムで書かないと感動が伝わらないですね。『2004/12 瀬波記』
2005(10月〜12月) 2006(1月〜3月) 2006(4月〜5月) 2006(6月〜8月)

2006/5/31
昨日も雨。今日は時々雨の予報だが朝からすっかりやんでいる。ミネとラッキーを放牧地に出してやろう。4日も閉じ込められていたせいか、ミネのほうが大喜びで走り回る。ラッキーが必死で付いていって、勢い余って2回バラ線に突っ込む。こうして学習していくものなのか?デジカメは持っていたが、ビデオカメラを持ってくるかどうかためらって(そんなもの)やめたのが悔やまれる。 パドックに残っていたシルバーが、左前肢を軽く浮かしているように見えたので触ってみると少し熱を持っているようだ。モアン山で無理をさせたか?その夜の雨で冷えて、古傷の神経痛(もう歳だから)でも出てきたか?牛用のライツパスタという消炎剤を塗ってやる。シルバーの繋牧には殆ど不安が無いので、青草がよく伸びている畑にレッドと共に繋牧。この時期は青草が一番の薬だろう。
2006/5/29
昨夜は雨。放牧地に入れているレッドとシルバーを見に行くと、寒いのか震えている。「この程度で?」と思ったが、昨日は頑張ってくれたし、ミネとラッキーももう大丈夫だろう、厩舎に戻してやる。少しでも頭数を減らしておいたほうが無難だろうから、代わりにマロンを厩舎のすぐ外につないでおく。
2006/5/28
第4回モアン山ホーストレッキング。曇りのち雨の予報だが、雨は夜からのようで一安心。集合場所に着くと既にもう一人の参加者Tさんが馬(レオ)を降ろしていた。程なくYさんが来て、彼にはシルバーに乗ってもらう。つまり今日は3人馬で、この広大な育成牧場を乗り放題。午前の部はYさんに合わせて、モアン山周回の常歩コース。過去3回は全て右回りだったので、今回は左回りに決定。あいにく風が強く、レッドが少しビビリ気味、モアン山に着く頃まで「慣らし運転」が続く。モアン山までは結構な登り、レッドにとっては良いリハビリだが、意外と踏ん張っている。モアン山周回の鉢巻コースに入って景色を堪能しているとアクシデント・・・シルバーの後肢にバラ線がからまる!嫌がって足を振るシルバー。レッドから下馬して近付くと同時に振りほどけ、事なきを得た。両端とも何処にも繋がっていない放置バラ線で、かすり傷で済む。雪渓が1箇所、うちの馬たちの足が停まったが、先頭が行ったので付いていく。雪は氷河のようにカチコチ。およそ1時間の常歩コースを終えて早目の昼食。 レッドの目標にしていた「モアン山」が達成できて感激!4月には野付でもトレッキングしたが、あの時の平地と、ここの山坂では大違いだ。 さて午後の部、私はシルバーに乗り換え、Tさんと2人馬で目指すは「遥かなる山の呼び声・駈歩コース」。第2モアンから第3モアンにつながる小川まで来るとシルバーが進まない。この辺りに熊が出没していると農協から聞いていたので、笛を吹きながらやってきたがそのせいか?イヤ、どうも水がダメなのだ。結局海岸もクリアしていないし、海も川も初めてなのかもしれない。Tさんが戻ってきてくれる。目の前でレオがバシャバシャしていると・・・OK、シルバーも川に入る、ヤッタ!本日の収獲だ。そこから一気に(とはいかなかったけど)尾根に登り、尾根の上を数百メートル、2頭で草競馬。こんなに走らせたことはない、気持ちいいーっ。馬も久し振りに気持ち良さそう(?)。帰りはモアン山を逆周りして、次回のために午前のバラ線を回収。一度に右回りと左回りの両方を楽しんだ。 「モアン山」4回目にしてようやくその楽しさを自ら味わう。
2006/5/27
刷り込みトレーニングのセッション2、そして3。脇腹を刺激したら動く訓練なのだが、2人でやるところを1人でもやれるよう、モクシをつけてしまう。モクシを付けられるのは嫌がらず、付けてしまっても気にならないようだ。
2006/5/26
なんと今日も空振り?しかし乳頭に「ヤニが付いて」いる!昨年初めて繁殖を手掛けるにあたって先輩たちの話を聞いた中にあった言葉が、今年実際に目にして納得できた。去年私が目にしなかったということは帰宅後にそうなって、朝には産まれていたのだから、12時間以内に産むということか?日中は繋牧しておいたが、殆ど草は食べないで立っているので早目に厩舎に戻してやる。夕方の搾乳が終わって帰宅前に覗いてみると・・・奥にもう仔馬の影!すでに立ち上がっている仔馬のシルエットがあるではないか!おおーっ、ミネ、やったな。鹿毛の♂。だったら名前は「ラッキー」(昨年7/7に種付けしてるのでラッキーセブン)だ。早速、昨年もマンデーに行なった刷り込みトレーニング。仔馬をつかまえるとミネが心配そうだったが、ウロウロするだけで見守っている。昨年よりも、産まれてからの時間が短いせいだろう、仔馬はおとなしく触らせるし、マンデーの時よりも簡単に馴れていく。マンデーは依頼されて育てた馬だが、ラッキーは母馬を管理しながら、種付けから一貫して育てた純粋なマイホース1号だ。
2006/5/25
期待して厩舎に近付いたが、まだだった。今日は昨日よりも乳房が大きい。午後には乳が張ってきたのだろうか、乳房に虫が付いた痕。マロンも乳の臭いに引き付けられているよう。明日には間違いなく産まれているだろう。今のうちにと、パドック内をトラクターのバケットで除糞。キレイになって準備オーケー。 レッドとシルバーに騎乗。28日には2年振りの「モアン山ホーストレッキング」。2頭とも使う予定なので少し様子を見る。シルバーは調子がいい。角馬場で2、3周、駈歩、2ポイントで乗ると楽だ。レッドは相変わらず。指示を出せば、速歩も(頑張って)出せる程度。 シルバーを“繋牧”。昨日試しに放牧地の中で杭に繋いでみると、ロープを踏んでも慌てない。これなら放牧地の外の青草を、杭に繋いで食べさせてやれると考え、今日は日中、自分が傍に居られるときだけ繋牧してみた。犬のように繋がっているサラブレッド・・・。
2006/5/24
マロンの毛が、前足の脇のところだけ完全に団子になってしまったのでハサミで切ってやる。耳の毛も少し。顔や耳の周りを触られるのを嫌がっていたが、耳を触りまくって冬毛を抜いてやると、気持ち良いので少し慣れてきた。 ミネの乳房が大きくなってきた。去年はそういうことを観察できる力もなかったが、急に大きくなったのが今年は分る。過去の出産において予定日は殆ど外していないようなので、明日あたりが有望だ。
2006/5/22
今週にはミネの出産がある。シルバーとレッドを放牧地に移す。厩舎内にワラ。 殆どなくなっていたロールを放牧地に運び、残りも敷き藁に。 3個目のロール。前回から丁度2週間。やはり所々に白カビ。
2006/5/21
レッドに騎乗。このところ益々元気が良さそうだったのだが、いざ乗ってみるとまだパッとしない。しかしまあ確実に良い方向には行ってるという感触。右前肢の爪切り再調整。この、足を持ち上げて(3本足で)の作業も、以前はすぐに倒れてしまっていたのが、少しは立ち続けていられるようになった。
2006/5/20
今日もミネを調馬索で運動。ついでにマロンも調馬索の練習。ミネの爪切り。
2006/5/19
出産の近いミネをたまに運動させる。 マロンはブラッシングがあまり好きではないようだが、いよいよ冬毛がダンゴになってきて、グルーミングしてくれる相手もいないし、指でつまんでゴソゴソと抜いてやったり、ゴムブラシでゴシゴシしてやるとさすがに気持ち良さそう。
2006/5/18
手動式ウインチを取り付けるべく、馬運車を整備工場に運ぶ。滑車などの部品を取り揃えて、図面も書いて説明してきたんだけど・・・専門外でイメージがわかないとか。
2006/5/17
馬術の師匠(と呼ばせてもらっている)Oさんが、時々浜中で教えている。そこに私も合流。シルバーを連れて行って、Oさんに乗ってみてもらおうという魂胆である。今日は釧路から2人の女性が集合、“斜め横足”に挑戦していた。その間シルバーを海岸に連れていってみようとしたのだが(野付でもそうだったが)砂浜には出ようとしない。諦めて帰ってきたところでOさんが乗ってくれる。曰く「難しいことは教えられていないが、練習馬ていどには使われていたようだ」「ハミ受けを忘れかけているので、その点を意識して乗ってやると良い」「初心者向きのいい馬だから、大事にするとよい」とのお言葉。 先日のポニー2頭も積んできていて、帰りに別の牧場で降ろす。大きい方は「ヘモをやっている」とのこと。行き先を一任する。シルバーを見て「こっちを置いていかないか」と嬉しい言葉。
2006/5/16
今日も放牧地にマロンを一緒にしてみたが、やはり夕方には外に出ていた。
2006/5/15
新入りのポニーの大きい方、(前肢だけ)爪が伸びているのを切らなければ。先ずモクシが(ゆるかった)抜けていて付け直す。エサで釣って掴まえる。連れてきた時もそうだったが、掴まってしまえば大人しくモクシも付けさせる。丸太で作った馬つなぎにつないで前足を持ち上げる。そのうちにイヤがるけれど、まあ大人しいほうだ。5センチは切りたいが、今日は半分の2〜3センチをセンカンで切る。 ポニー同士ということで、午後マロンも放牧地に。エネルギーを余していたのか、走る走る。なかなかいい走りだ。夕方、何故か放牧地の外に・・・。小さいので下をくぐったのだろう。厩舎に戻す。
2006/5/13
ロールを出来るだけほぐして乾かす。放牧地に少し運ぶ。水も。 レッドの爪切り。レッドは牛用の道具でOK。ナタ状のナイフを当てて木槌で叩いて切り落とし、ヤスリをかける。蹄叉体が膨れて、側溝が埋まっているのを扇形のナイフ(これも牛用を借用)で切り取る。シルバーも同じく蹄叉を整える。1箇所蹄底の角質を削る。その下に隙間が出来て、土が入り込んでいた。1箇所、縦の裂蹄もある。本に書いてあった通り、直角に刻みを入れてみる。 これらの作業を、リードロープ1本でつないで立ったままやらせてくれる大人しい馬たちだ。馬主はみんな「自分の馬が一番」と思うものなのだろうが、私も「ウチの馬たちは特別いい馬が集まった」と思っている。レッドも、ミネも、シルバーも、平気で腹の下をくぐることが出来る・・・そんなことは当たり前のことかもしれないけど。
2006/5/11
あらためて良く観察すると、1頭は爪が伸びて歩きがおかしいし(治せるとは思うが)、もう1頭は胴長で目がきつい。ただ、大きい方は大人でも乗れそうなので、Tさんにオススメなんだが連絡が取れない。(ハーモニーランチは)3頭まで、という(尾田さんとの)約束もあるので、情が移らないうちに行き先を決めねば。 放牧地に入れて、レッド&シルバーと一緒にしてみる。レッドは喜んで走り回っているが、シルバーはポニーが近寄ってくると追い立てるばかり。このままでは水も飲ませてもらえないだろうから、シルバーを厩舎の方に戻す。レッドは残して、もう一晩ポニーにお付き合い。
2006/5/09
ポニーを2頭、貰ってくれという話。どんな馬なのか恐る恐る引き取りに行くと・・・体はしっかりしている、2つとも4歳の♀。この1年くらい掴まえたことがないそうで、15分ほど追い回していたが、モクシをして、引かれれば大人しく付いてくる。これなら市場に出さなくてもいいか・・・ということはまた馬が増える!レッドとマロンを早く連れて行って、シルバーにも出稼ぎの仕事がこないかな? そんなわけでレッドとシルバーを放牧地に移動したのだけれど、取り敢えずが、このまま暫らくになりそう?
2006/5/08
放牧地のバラ線を補修。水桶も置いて、明日からレッドとシルバーをこっちに引っ越しさせる予定。 最初のラップ、中心のほぼ半分は捨てて、2個目のロール。これも若干穴の開いたやつで、所々白カビが広がっている。やはり乾草の方が間違いはない。先輩に聞くと「そのままでも馬が選んで食べる」「広げて乾燥させればいい」とのこと。
2006/5/07
レッドとシルバーを積んで、早速競馬場に行ってみる。先週あたりから馬の足跡があったが、今日もOさんNさんのトラックと、7〜8頭の馬。先ずはシルバー。初めての場所で馬も人も緊張気味だが、無難に常歩で1周、速歩で1周、そして最後の1周後半は駈歩!もちろん終始ハミを抑えてはいるが、強引に走り出すこともなく、何とかコントロール出来た。もう2〜3回試したら、キャンターでなくギャロップで走らせられるかな?さて、レッドはどうか・・・行きたがらないのをジワジワと、ウォーミングアップして・・・速歩、確かに歩様は速歩なんだけれど、ヨッコラヨッコラ・・・そのまま駈歩に、ドタタンドタタン。先にシルバーに乗っているので、腰が抜けているのがハッキリわかる。今年いっぱいは(向こうで)リハビリだな。
2006/5/06
レッドとシルバーに騎乗。シルバーは4/15の引き馬以来か。乗ったと言えるのは1ヶ月ぶりだ。そのせいか初めは常歩もぎこちなかったが、徐々にテンションが上がって軽くなってくる。相変わらず駈歩は「激しい」が、少しは慣れてきた。少なくとも慌てることはなくなったが、「跳ねている」ような走り方に合わせるのはたいへん、必死である。左に回した直後に走らせる癖を付けていたようで、ウッカリしていると勝手に走り出す。 レッドも徐々にウォーミングアップしてみるのだが、速歩でもすぐに腰抜け状態。とても駈歩は出せそうにない・・・が、今度競馬場(草競馬用の走路)に連れて行って試してみたい。
2006/5/03
昼休みに近所の牧場へ。レッド&マロンも一緒。実は後日レッドを預けるつもりで御披露目に。元気になってきたので、度々乗って貰える人の所の方が良い。マロンも一緒なら安心だろう。月末にはミネに仔馬が産まれて、そちらに手がかかるという理由もある。近いからいつでも顔を出せるし、イベントの時などは貸して貰える約束だ。向こうの人を次々引き馬して、気に入って貰う。
2006/5/02
暖かくなったので厩舎内の掃除。前回(1/28)は凍っていたが、今日は下まですくえる。その間シルバーとレッドは放牧地。ミネとマロンは近くにつないだ。 最初のラッピングロールを開ける。穴が開いてたやつで、中心(笹や雑草ばかり)が全く発酵していない。1個おまけに貰っておいて良かった。
2006/5/01
昼休み、用事があって出かけたが、少しでも青草を食べさせてやろうと、レッド・ミネ・マロンを厩舎近くの外につないでいく。

2006/4/29
シルバーを放牧地に。レッドを丸馬場の横に。ミネとマロンは厩舎の近くに。伸び出した青草を食べさせる。レッドが時々走り回っている。近くのサイロのビニールが風でばたついているからのよう。全く気の小さいやつだ。早めに連れ帰る。
2006/4/27
「中標津空港には時々馬に乗った人が出没する」という話題作りは如何なものか?とりあえず現地を下見に、レッド&シルバーも一緒に。ちょうど東京便が飛び立つところ。真下で見送る。馬たちにもこの音に慣れてもらわなければ。
2006/4/25
馬たちのエサを確保。乾草が手に入らなかったので、2番草のラップにする。諸先輩の話だとこれで充分だという。しかも安い。一安心。
2006/4/23
“はまなす”の行事で、野付半島でのトレッキング。シルバーとレッドの2頭を積む。レッドをあとから積んで・・・「レッド」に騎乗するつもり! ネイチャーセンターから灯台までの往復コースなので、だめなら途中で置いていってもらい、ゆっくり戻ってきてもよい・・・。 ところが、やはり他の馬と一緒に行くと違うもの。片道4キロ往復8キロ、しかも砂浜・砂利浜を歩き通しました。前の馬と離れると速歩も出すし(このときはちょっと腰砕けだけれど)歩きはしっかりしてました。海の波は初めてでしたが、好奇心のある(でも気の小さい)レッドはそのうちに慣れてきました。 レッドが私の所に来てから2年半、夢見ていた日がついにやってきました。今年は「モアン山」に挑戦できるかな?
2006/4/21
越冬用のロール14個の最後を運ぶ。これで倉庫は空だ。来週には若干の追加を運ばなくては。
2006/4/20
先日来、馬運車の登坂板の開閉に苦しんでいて(重たい)、機械力に頼ろうかと思っていたところ、牧場で使っている手動のウインチが良さそうなので(腰を痛めないうちに)注文する。
2006/4/19
4頭をブラッシング。 レッドに騎乗。期待ほどではないが、時には速歩を出して角馬場を数周。歩けるだけでも良しか? 思えば、足先はつなぎ部分で折れ曲がり、歩くのもやっとだった馬だ。それが今は顔つきも良くなり、耳も立っている。つなぎ部分がしっかり伸びて歩けるんだから。 今度の日曜日に、はまなすのトレッキングがあるので、レッドの回復ぶりをアピールしたかったのだが・・・。
2006/4/17
昨日は大雪。引き馬をした15日は天気が良くてラッキーでした。 角馬場でミネとレッドを調馬索。丸馬場のように囲いがなくてもミネはちゃんと丸く走るが、レッドはだめ。足取りもイマイチ。
2006/4/15
標津ふるさと体験塾という行事に、はまなす乗用馬生産組合が協力して「体験乗馬」。レッドとシルバーの2頭を積み込む。レッドは白鳥まつりでデビューしているので、今日はシルバーをデビューさせてやるつもり。シルバーを降ろすと、仲間から「少し張っている」と言われる。確かに引き馬としては勢いがありすぎる。足元が雪の所で少し回してやる。普段の調馬索の訓練が役に立つ。さて、初めちょっとだけ、ロープを引く手に力が入ったが、一人二人乗せているうちに落ち着いてきた。子供たちが3〜40人はいたのだろう。馬車が3台、引き馬も7〜8頭はいたのだが、正味1時間半、休みなく歩き続ける。途中(私の)足が攣りそうになった。シルバーは急な動きもせずに、子供たちが寄ってきても大人しく撫でられ、人参をもらって食べていた。大きな馬、白い馬ということで、フアンも付いたようだ。
2006/4/14
ミネが朝からずっとこちらを見ている。また外に出たいのだろう。今日は4頭を放牧地へ。2頭ずつ移動させる。シルバーはすぐに土の上に寝転がって真っ黒になっていた。まだまだ青草もないのだが、わずかな緑や、枯草をかじっている。土に寝転がるのも、きっと自然療法になっているに違いない。
2006/4/11
一時間ほどだが、どうせ遠くには行かないだろうと、ミネをロープにもつながずに放して、あちこちの草の芽を食べさせてやる。出産が近いし、傷の治療にもある程度は効果があるだろう。 その後、ミネとマロンを外につなぎ、レッドを放牧地に連れていき、それぞれ短い草の芽をかじっている。シルバーは厩舎の中のほうが落ち着くようだ。 9日ぶりにミネに騎乗。傷は頭絡にはかからない。大きなカサブタ状になってきている。一部はがれるところははがして薬を塗る。レッドの灸の痕も、カサブタをはがして薬。そして灸に使うモグサをくっつけておいてみる。レッドにも騎乗。角馬場で速歩。駈歩も出る。まだ雪が残っているからなのか、雪がなくなってもこの位走ってほしいもの・・・。でも今年は何となく期待できそうにも思う。
2006/4/08
休日。シルバーを乗せて、半年振りに津別まで。第一目的はニジマス釣り。勿論シルバーはすぐに降ろしてつないだが、他の馬がたくさんいても落ち着いている。釣りのあと、角馬場で皆にも乗ってもらう。指示は聞くし、結構雪が深くてもその上を駈歩するほど足もしっかりしているので、評判は上々。あとは私が如何に乗りこなし、しっかり運動させて体力を付けさせられるかだ・・・。
2006/4/07
馬運車を町の整備工場まで走らせるついでに、レッドとマロンも乗せていく。工場では降ろして、灯油タンクの足につないでおき、レッドには少し騎乗。すぐ近くで犬に吠えられても大人しくしているので感心される。これには私も驚いた。相手にしていないということなのか、マロンでさえも全く動じない。
2006/4/05
ミネの左目が少し腫れてきた。化膿止めの注射もあるが、仔馬への影響も考えて、同じく抗生物質が含まれている、牛用の乳房炎軟膏を塗ってやる。この薬、色が鮮やかなブルー。まるでアイシャドーだ。
2006/4/04
レッドがホルターをしていないのに気付き、厩舎に近寄ると・・・ミネが額(左目の上)に大きな傷。レッドのホルターは、引っ掛けたところにそのままぶら下がっていたが、ミネはいったいどこにぶつけてこんなになったのか。1箇所でなく何箇所かに傷があって、真ん中の傷3〜5センチのが深くえぐれて、肉が飛び出している。環境整備の不行き届きかもしれないが、仮にそうだとして、しかしこの傷のキッカケはおそらくシルバーの威嚇だろう。とりあえずレッドのお灸痕に使っている薬を塗っておく。
2006/4/02
レッドの調子はどうかな?一昨日は2頭で行ったので、マアマアの動きをしたが、1頭だとどうだろう、と騎乗してみる。足元に雪があるからか、速歩はまずまず。でも駈歩は一度出しただけで、次からは出せずじまい。明日はまた雪の予報だから、ミネにも騎乗しておく。
2006/4/01
時間はあまり無かったが、ミネにも運動をさせなくてはと調馬索につないで丸馬場へ。しかし足元が掘れるので、角馬場のまだ雪が残っている所へ。やはり運動不足なのか、結構イケイケだ。放牧地の中のほうが広いので移動し、目一杯調馬索を伸ばして走らせたら、スッテンコロリン雪の上をズズズーッと滑っていきました。この程度なら仔馬にも影響はないでしょう。

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