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2005/05/31 3回目の刷り込みトレーニング。仔馬は、終了時には眠ってしまうほどで、トレーニングは成功でしょう。確かに、これをやるとやらないとでは大きな差があるように思われます。今のところ向こうから寄ってくる程ではないが、逃げ回るわけでもなく、体に触れられる距離には簡単に近寄ることが出来る。ホルターを付けたらすぐに掴まえられるだろう。先日横田牧場でも、同じデザートショットの子が産まれて、もうモクシを付けていた。今度その編み方を教えて貰って作ってみよう。 |
2005/05/30 昨日も「ヤニが付く」状態ではなかったので、まだかと思っていたら、朝「産まれてますよ」と牧場から電話。産まれるのなら、ミネを厩舎に入れてパドックと仕切ってやろうと思っていたのに・・・。急いで行ってみると、しかし無事に仔馬はもう立ち上がっている。さすがベテラン(4産目)である。早速、刷り込みトレーニングというものに挑戦。仔馬に恐る恐る近付くと、ミネは警戒してはいるが私の邪魔はしない。仔馬を横にして、立ち上がろうとするのを抑えつつ、体中を触りまくる。耳、鼻、口の中に指を入れて、その刺激に慣れさせる。肛門にも指を入れる、とあったが周囲を撫ぜる程度にしておいた。初め仔馬の心臓がドキドキ脈打っているのが分り、そのうちシャックリもしていたが、徐々に慣れてきて目を細め、首を伸ばしてリラックスしてきた。説明されている通りになってきたので、こちらも一安心。 午後にも同じことを一通り繰り返す。明日もう一度やること、とのこと。 |
2005/05/28 ミネの出産予定日その1(その2は5/30、その3は6/1)だが、乳は少し張ってきているものの「ヤニがつく」状態にはなっていない。 |
2005/05/24 昨日の事もあるので、朝、レッドをパドック内でブレ−キング(時間が少なく、真似事程度)。 |
2005/05/23 午後の仕事の前に、繋牧している馬たちを厩舎に戻そうとしたら、レッドはまだ草を食べ続けるので一頭だけ残しておく。しばらくして鳴き声がするので、見たら杭を抜いている。まったく、落ち着きの無い馬になってしまった。でも、まっすぐ厩舎に駆け込まなかっただけマシか。 |
2005/05/20 たまに「レッド」に乗っておかなくては。快復して五感が鋭くなってきたのか、神経質になってきている。つまり、これまで見えなかったものが見え、聞こえなかったものが聞こえるのではないだろうか。あらためて全てのことを一通り経験させて、慣らさなくてはいけないように思う。基本的には「重たい」馬なんだけれども、跨っていざ歩き出すとすぐに速歩になってしまうので、とにかく常歩が基本ということも教え込もう。 |
2005/05/19 10個目のロール搬入。繋牧が始まって、青草を食べているので、残り4個で今年の乾草収獲までもってほしい。尾田牧場でも牧草の作業が始まっている。肥料(化成)散布が終わって、今はスラリー(糞尿)撒き。馬たちも一時避難させて、厩舎周辺に繋牧。 |
2005/05/17 牛舎すぐ横の畑にドラム缶を丸く並べて、その中で調馬索。サイレージを作るときに使う“蟻酸”のタンクでプラスチック製。風で転がっていかないように少し水を入れて、15個ほど用意した。ポツポツと置いてある感じだが、これでも馬には「壁」としての効果はある。まだ10個ほど空があるので全部並べればまあまあの丸馬場が出来そうだ。 ミネの運動。スワンのストレス解消。レッドのリハビリ。 |
2005/05/15 繋牧の行き帰り、たいていはミネを最後にしていたが(おとなしいので)、今日の帰りはレッドを最後に。早く戻りたくて足早になる。停めてバックさせる。リードロープの端で胸を叩くと、前足を上げる。途中何度も近づき過ぎ。まるでサラブレッドを相手にしている感じ。 |
2005/05/14 牛舎東側の畑に繋牧しているのだが、すぐ近くに鹿の通り道があって、今日も何頭も通っていった。久し振りに「レッド」に騎乗。なかなか言うことをきかない。鹿のいた方向に行くのが嫌なのか、単なる反抗か。冬にミニ走路にしていた空地で少し乗ったらすぐに足元がおぼつかない。足元に限って言えば、去年の方が元気だったように思える。 まだ大事を取っていた方が良いのか、回数を重ねて鍛えていった方が良いのか、判断に迷う。 ミネの運動は草地で、調馬索を10〜15分。常歩を中心に速歩を混ぜて。時間は足りないだろうがご勘弁を。 |
2005/05/12 雨やら雪やらで5日ぶりの繋牧。早めに出勤して別の畑に杭の移動。まだ草が短いので、お昼にも一度場所を移動してやる。行き帰りは一頭ずつ。大切な訓練のチャンスだ。 厩舎の屋根が破れて、トタンを一枚張り直す。丁度ロールを置く場所の上だったので、これで一安心。 |
2005/05/05 3頭を繋牧。畑への行き帰りは一頭ずつにして、一定の距離を置いて後ろを付いてくるという、引き馬の訓練。特にレッドはそのあたりからしっかり訓練しないとどんどん我儘勝手になっていきそうだ。 |
2005/05/03 騎乗するつもりが、昼休みの時間も無くなり、レッドだけ調馬索。駈歩をさせ、足の様子を見てみようと、乾いた畑に連れていく。追うと駈歩になったが、そのまま勢いが付きすぎて逃げられる。連れ戻して、調馬索をする。 |
2005/05/02 表面の土はまだ柔かいんだが、杭が打てるようになったので、牛舎横の日当りの良い畑に、今年初めて繋牧してやった。短い草でも黙々と食べていたが、仕事が終わるまで放っておいたら、さすがに食べるところも無くなったのだろう。落ち着きがなかった。 9個目のロールを搬入。 |
2005/05/01 3頭に調馬索。広場では駈けなかったスワンを、牛舎すぐ横の畑で回したら、駈ける駈ける。以前はコントロール不能だったが、度々調馬索をしてきたお陰で、一応まあるく走っている。畑の土が掘れるほどだけど、運動とストレス解消のために、疲れるまで右回り左回りさせてやる。 |
2005/04/28 昨日レッドがつけた足跡は後で直しておいたんだけど、その同じ畑を今朝は7〜8頭のエゾシカが、走って横切っていった。越冬していた鹿たちが、里に戻ってきたようだ。 「ミネ」に騎乗。お腹の子供が育ってきたからか神経質になっている。遠くへは行きたがらない。子牛にビビッたりしている。 「レッド」に騎乗。前とは違う場所の防風林伐採跡を歩き回る。 |
2005/04/27 「レッド」に騎乗。途中で降りて、木につないでいたら、そのうちロープがほどけて“逃走”。まだ土の柔かい畑を横切って、厩舎にまっしぐら。人を乗せないで走るのは大丈夫なんだ・・・。戻ると、パドックの外で草を食べている。引き馬で元の場所まで連れて行き、「勝手に帰ったらダメ!」と言い聞かせ・・・たつもり。 |
2005/04/26 草も少し伸びてきた。パドックのすぐ外に3頭を出してやる。繋牧用の杭を打ち込んだら、30センチくらい下はまだ凍っていて、カンカンと跳ね返ってくる。 |
20050420 久し振りの「ミネ」騎乗。ミネに合う鞍であるマイサドルを修理に出しているのでしばらく乗っていなかったが、ストックマンサドルでも充分オーケーだ(胴回りが太っているせいもある)。道路と、防風林伐採跡と、更に牧草畑の端っこの方を少し歩いてみた。同じく「レッド」でも牧草畑の端を歩いてみたら、足跡が付いてしまって慌てて引き返す。レッドは青草が食べたくて仕方がないようで、立ち止まって少しだけ笹を食べさせてやる。防風林の伐採跡はこのあと苗を植えたら入れなくなるだろうから今のうちに歩き回っておこう。 |
20050419 昨日スワン、今日ミネとレッドに粉末の虫下しを飲ませた。一昨年にスワンがやってきた時に使用して残っていたもの(古くなってしまうので使ってしまおうと)。レッドの糞には若干の虫が見えるが、きっとこの薬では効かないだろう。4/8以来の「レッド」騎乗。牧場周辺のカラマツ防風林がこの冬に伐採されたその跡を歩く。切り株さえ気をつければ、早くに雪が解けて乾いている場所なのだ。 |
20050417 3頭にブラッシング&軽く調馬索。レッドとミネは爪切りの修正を少し。 |
20050416 会員になっている「はまなす乗用馬生産組合」による体験乗馬のイベントがあった。初めてレッドを連れていってみる予定だったが馬運車を手配できずに断念。写真撮影がてら見学にだけ顔を出してきた。「ふるさと体験塾」に参加している小学生40名ほどがお相手。ポニー馬車が2台に引き馬が6〜7頭、それに蹄鉄投げというメニュー。引き馬は一人一回でなく何回もだったので、馬たちは一時間半ほど歩きっぱなし。レッドでは役に立たなかったかもしれない。 |
20050415 乾草ロール1ヶで3週間近くもっている。8個目のロール搬入。 |
2005/04/14 パドック内の糞が水を含んでなかなか乾かないのが気になっているのだが、糞をスコップでどけるには腰がつらいし・・、しかし今日はとても暖かな小春日和である。早くパドックを乾いた状態にしてやり、馬たちも寝転がりたいだろうと思い、トラクターのバケットで糞を押してやった。手元が狂うと土を掘ってしまうので慎重に・・。凹んでる部分はスコップで片付けてバケットですくいきれなかったのもスコップで積んでパドックの3分の2くらいがきれいになりました。 |
20050412 今日も、ブラッシングと爪切り(レッド&ミネ)だけにしておく。 |
20050411 3頭を軽く調馬索。レッドの左後肢破行が気になる。このところ度々騎乗したし、帯広往復も疲れただろう。帰ってきてからは良く臥せているようでもある。 |
2005/0409 |
2005/04/08 6時半に雨の中を出発。釧路からは晴れて暖かくなってくる。途中30分ほど休憩。濡れたまま積まれたレッドを拭いてやる。ロープを緩めて、人馬共にお食事。D-Jに到着は12時(帯広は遠い!)。先ずはレッドを降ろして丸馬場へ。草も入れてやる。落ち着いた頃にブラッシング。持田氏が「ウチの馬にとってもいい経験だから全然構わないです」と言ってくれるので、6人馬が馬場でレッスンを始めたところへ、レッドと私も入る。馬場の中で、きれいなサークルを描く練習とか、速歩あるいは駈歩をコンスタントなスピードで出せるとか、そういったトレーニングは全くしてないので、適当に歩いたり走ったりしているうちに、強くなってきた風に興奮し始めたりして早々に馬場を出る。しかし、レッドにとって広い馬場で他の馬たちと一緒に何かをすること自体久し振り(一昨年の夏には何度か馬場で騎乗されてる)。今日は時間もないので、これで充分である。レッスンが終わってから、持田氏が少し馬の様子をみてくれる。「重たい馬ですね」、そう、レッドは大人しいのではなく、重たい馬なのだ。私は「走れないなら、重たいままにして、初心者の体験乗馬用にした方がいいのでは」とも考えていたところだが、「そうだとしても、コミュニケーションが出来るようにしておくことは大切です」、と持田氏は言う。最近は少し、プレッシャーに対しての反応も出てきたので、トレーニングの効果も期待できるところだ。ナチュラルホースマンシップで使う、トレーニング用の頭絡とロープは良く考えられて出来ていることも知り、これを使ってレッドとコミュニケーションを取ることに取り組んでみたい。こうして馬と一緒によその牧場へ出掛け、ほかの馬やホースマンと交流することで、馬も人も大いに学ぶことが出来るというものだ。いつも馬運車を快く貸して下さる横田牧場に感謝! |
2005/04/07 明日、帯広のD-J RANCHまで、レッドと一緒に行ってくるつもり。朝早くに出発できるよう、今日のうちに馬運車を借りてきた。積んでいくものも用意した。 |
2005/04/05 「レッド」に騎乗。4/2と同じく、舗装道路の向こう側まで行って帰ってくる。こうして徐々に距離が延びていけば、歩様は別として体力は付いてきてることになる。体力が付けば、歩様ももう少ししっかりしてくるだろうと考えているのだが・・・。 |
2005/04/04 ミネにハミを付けて調馬索。予想以上にお腹が大きくなってきてるので、しっかり運動をさせなくては。 |
2005/04/02 今日も「レッド」に騎乗。周回コースで準備運動をしているとすぐに疲れてしまうので、まっすぐ道路に出る。レッドもその方が退屈しないで良いみたいだ。元気があるので、行きでも走りたがる。どうせ帰りは疲れてしまうだろうし、帰りに走るクセは付けたくないので、なるべく行きに走らせておこう。でも速歩までで、それも指示があってから。時々常歩に戻す。案外早くに舗装道路に到着。そのまま、初めて向こう側の地道に進む。次の突き当たりまで500mくらいだろうか。往復1kmのプラスだ。案の定帰りはフラフラ、躓く。それでも走りたがるのは、とにかく早く帰りたいのか、それとも走ったほうが楽なのだろうか?余程のときは降りてやるつもりだったが、何とか転ばずに帰ってくる。頑張ったので、鞍を下ろしてからパドックの外へ散歩。わずかな緑をほじくっている。軽く汗をかいて、こんなことを繰り返しているうちに、足も丈夫になり、同時に体力もついてくると考えているのですがどうでしょう? |
2005/04/01 今日は「レッド」に騎乗。周回コースは湿った新雪で埋まっている。リハビリのための運動には丁度良い抵抗だ。直線ごとに停まってしまって周回にならない。帰りにはまた勝手に速歩になる。3回くらい叱って直る。 |