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ハーモニーランチ 馬日記 2004 [フォトメール]
ハーモニーランチは2003年10月に誕生。故にその時点からの記録を残しておきたいとも思っています。今回は間に合わないので2004年10月からスタートさせてもらいます。ただやはり、リアルタイムで書かないと感動が伝わらないですね。『2004/12 瀬波記』
2004(10月〜12月) 2005(1月〜3月)

2004/12/30
今日は「スワン」の番だ。やはりパドック内にしておく。先日と同じことの繰り返し。それだけではつまらないので(そんなことではいかん!)次に「レッド」で外乗。春先にも感じたが、元気になってくると実はイケイケの性格がチラホラ。あるいはどんな馬でも走り出すとついもっともっととなるものなのか。雪に足を取られての転倒や、その際の捻挫等もまだ不安があるので抑え加減に気を配る。でも今日は少しだけほぼ全速力で走らせてみる。無理に走らせたわけではなく、馬の方が徐々にスピードを上げてくる。急がずに、5月末の「モアン山ホーストレッキング」を目標に少しずつ外乗の距離と時間を増やして体力をつけていこう。明日は休みなのでこれが乗り納めだ。一年前、速歩もしなかった馬がこれだけ回復するなんて、ホント嬉しい誤算でした。
2004/12/29
今日は「ミネ」に騎乗。時間がなくて外乗コースには行けず、一昨日牛舎横の畑に作った円形馬場で運動のみ。ミネの足では雪原はちょっと不安だな。
2004/12/28
せっかく作ったコースを使わなければと「レッド」に騎乗。一本の轍では狭くて足を落とすかと心配したが、はじめ2、3回は道をそれたけれどその後は速歩でも駈歩でも、轍の通りに走ってくれる。最後に、急なカーブを嫌ってか雪原に足を踏み入れたが、そのまま駈歩を保ってコースに戻ることが出来た。そこそこの雪の深さなら轍がなくてもいけるかもしれない。今年の冬は楽しみだぞ。それにしてもこのレッドの復活ぶりをデジカメ、そしてビデオに撮りたいものだ。
2004/12/27
昨日のつづき。一番遠くの、一番高い場所までのコース完成。
2004/12/26
雪中トレッキングには丁度良い雪の量と質なんだが、ウチの馬たち(リハビリ中と妊娠中)にとっては負担が大きいようなので、トラクターで一度走って踏み固めたコースを作ることにした。山並みが良く見える一番高い場所まで轍を付けたいのだが、今日は少し手前までで終了。22日にギブアップした畑はトラクターでもギブアップ。
2004/12/22
全道的に冷え込んで、どこも真冬日らしい。しかし今日は時間があったので馬に乗ることにした。先ず「レッド」で雪が降り積もった畑に向かったが、結構雪が深く、畑に入って100メートルも進まないうちにギブアップ。下馬して引き返す。違う方向にも進んでみたがやはり駄目、あきらめた。車の通る道路は除雪されているが、平らに凍っていて滑りやすいので恐る恐る歩かせる。厩舎裏に通じる、現在は雪で埋まった道路にトラクターの轍が30メートルほど直線で付いている。先日乾草ロールを運び入れた跡だ。ここを何回も往復させることにした。「ミネ」も同じく常歩、速歩で往復。多少飽きたり、嫌がっているのが分るが、そこを行かせることに意味があるんだと思う・・・。 「スワン」はパドック内で先日同様「すすめ」に反応する訓練。「とまれ」は以前からまあまあ出来る。「まがれ」も何となくだが反応はする。これをもっともっと確実に、誰が乗っても指示に従うようにしなければならないんだよね・・・。とにかく繰り返し繰り返し、赤子に教えるように・・・やってみます。
2004/12/21
パドックで3頭が走り回って遊んでいる。先日もビデオに撮ったところだが、何回でもビデオに撮りたくなる。
2004/12/18
まさかと思いながらもチラッと糞を見ていると、既に虫が出ていた。早朝までの凍った糞には混じっていないが、新しい糞を引っくり返してみると、赤い糸ミミズ程度のものが無数に出ている。他にも馬蝿の幼虫と、回虫の大きいのも時々混じっていて効果てきめん。こんなに早く出るものなのか。去年は何日も続けて出ていたが、あまりにも重症だったということなのだろうか。あるいは期限切れで少し効果が弱かったのか。 スワンに騎乗。以前まで付けていたポニー用の鞍でなく、ミネ用の鞍を付ける。ハミを取り替えたブライドルを付けて、しかしそれでも鐙に足を入れていては不安。体が小さいのでバランスが取りにくいが、足は鐙に入れずに騎乗する。今日はとにかく「すすめ」「とまれ」の指示に従わせるのを目的とする。動き出すまで脚を入れ(&舌鼓&騎座による推進etc)動き出したらやめる。やったことはそれだけ。暴れることもなく、考えて理解し始めたように思えた。最近ストレスがたまっていてパニックになり暴れるのが心配だったが、このぶんなら「ロデオ」にならないで調教が出来そうな気がしてきた。今日はほんのちょっとしか出来なかったけど、本当は一週間でも集中して毎日やった方がいいんだろうな。
2004/12/18
一ヶ月以上前に回虫を見ているので、凍る時期になったら駆虫薬を飲ませなければと予定しているのだが、なかなか昼休みに時間が取れないのと、その時になると忘れてしまったりでまだ実行していない。ミネはハーモニーランチに来てすぐに大きな回虫を確認しているが、その後は出ていないようだ。去年スワンに使ったピペランミタカ末という顆粒の薬が残っているので、とりあえずそれを3頭に飲ませてみようと思っているし、エクイバランペーストも先日、牧場かかりつけの獣医さんに頼んである。こういう時はまことに牧場勤めは便利である。除雪やロール運搬の時など、トラクターが使えるのも非常にありがたい。感謝感謝。
2004/12/15
一ヶ月以上前に回虫を見ているので、凍る時期になったら駆虫薬を飲ませなければと予定しているのだが、なかなか昼休みに時間が取れないのと、その時になると忘れてしまったりでまだ実行していない。ミネはハーモニーランチに来てすぐに大きな回虫を確認しているが、その後は出ていないようだ。去年スワンに使ったピペランミタカ末という顆粒の薬が残っているので、とりあえずそれを3頭に飲ませてみようと思っているし、エクイバランペーストも先日、牧場かかりつけの獣医さんに頼んである。こういう時はまことに牧場勤めは便利である。除雪やロール運搬の時など、トラクターが使えるのも非常にありがたい。感謝感謝。
2004/12/12
ポニー用のブライドル(スワンに合う)に付いていたカーブビットを外して、先日借りてきた小さいリングビットを付ける。スワンに乗ってみようという準備だが、調教プランと心の準備の方がまだ出来ていない。スワンはまだまだやんちゃ坊主なので、このままではカウボーイ方式の荒馬調教になってしまいそう。
2004/12/11
昨日は雨が降った。この湿った雪が凍(しば)れたら暫くは乗れなくなってしまうだろう。今ならまだ雪も柔らかいと思い、「レッド」と「ミネ」に乗馬。といっても牛舎すぐ横の小さい畑で、ちょっと円運動しただけ。まあ乗らないよりはましか。
2004/12/9
雪が積もって、馬たちはパドックの一部しか歩いていない。踏み固まった足元も10センチ以上は高くなってしまっている。トラクターでパドック全体を除雪。
2004/12/8
ようやく新しいロールを持ってきて置きました。やれやれこれでしばらくは安心だ。厩舎内の糞混じりのワラも片付けた。これからは敷きワラが積み重なっていくことはないはずなので、春までは大丈夫だろう。
2004/12/7
昨日も雪降りで、いつもより随分仕事に時間を取られ、ロールを持ってくる準備が出来なかった。今日は今付いている牛用の連動スタンチョンを外して、柵だけの鉄パイプを取り付ける。物は既に近くに持ってきてあったのだが雪の下。先ずはトラクターで除雪だ。ドリルやネジも用意したのだが、とりあえず手っ取り早く釘で打ちつけた。
2004/12/5
とうとう雪が積もった。しかもドッカリと。最後の青草を食べさせてやって良かった。いよいよ新しいロールを持ってきてやらなければ。
2004/12/4
雪が降りそうだ。残り少ない青草の一番美味しそうな所につなぐ。
2004/12/3
牛舎すぐ横の畑に繋牧する。残り少ない青草だ。 厩舎内のロールも残り少なくなってきたので、新しいロールを入れる準備。先日入手したロールはカットしてあってほぐれやすく、厩舎内に置きっぱなしだとすぐに散らかされ踏み付けられて敷き藁になってしまいそうなので(勿体無い!)厩舎の外に置き、首を出して食べてもらうことにした。おあつらえ向きに外にまで屋根が突き出ている。丁度その上のトタンが一箇所破れていたので補修。今付いている牛用のスタンチョンは付け替える予定。 今日も繋牧の帰りは3頭いっぺんに。スワンは相変わらず道草。構わずに2頭をパドックまで連れてきて、口笛で呼ぶと慌てて走ってきた。
2004/12/2
Kさんが馬たち(特にスワン)のブラッシングをしたいと、風が強く寒い中(朝は雪が積もった)釧路からやってきた。通っている乗馬クラブではなかなか馬の世話が経験できないらしい。
2004/12/1
ここしばらく草を食べさせてきた5反ほどの畑は、尾田さんの御好意であえてスラリー(糞尿)を撒かずに馬たちにプレゼントされたものだったが、枯れ草も多くなってほぼ青いところは食べ尽くした。
2004/11/30
昨日繋牧の帰りにうまくいったので、朝の行きにも同じように「3頭いっぺん」に挑戦。しかしスワンが周りで走り回るものだから、レッドも走り出してしまった。幸いミネはおとなしく繋牧されたので、レッド&スワンも遠くには行かずに走り回っている。それにしてもレッドは元気になったものだ。良い運動になったところでスワンもレッドもおとなしくつながれた。やはり朝は駄目だな。帰りなら大丈夫だろうと又挑戦。スワンが道草するけど何とか付いてくる
2004/11/29
繋牧の帰りは大抵の場合、先ずスワンを移動してつないでおき、次にレッド&ミネを2頭引いていく。今日は時間がなかったので一度に済まそうと、レッド&ミネの2頭はリードロープを付けて引き、スワンはロープを付けずに放して連いて来させてみた。ウロウロしながらも後を付いてきてパドックに入った。
2004/11/28
スワンは昨年5月頃に弟子屈町で産まれて母馬と一緒にいたのを知り合いのTさんが親子で購入。Tさんは乗馬用に母馬が欲しかったわけで、離乳期の10月に私が子馬を引き取った。現在標茶町の放牧地にいる母馬の「ハナコ」に「一度乗りに来て」と誘われていたので出掛けてきた。「いつでも来て乗ったらいい」とも言われていたが、捕まるのか、果たして乗らせてくれるのかも不安だったのでTさんにも声を掛ける。体重90キロはあるだろうTさんを乗せてハナコは駈け回ります。今年5月のモアン山ホーストレッキングでは、Tさんが乗りこなすのを見て私も跨ってみたが、Tさんのように自在にはいきませんでした。しかし今日はハナコも自分の庭だからなのか(初めにTさんが乗ったし)和系の小柄な体格なのに上り下りのきついコースを結構なスピードで走り回ってくれました。 最近構ってやれないスワンについて、どこか里子に出したほうが良いのかとも考えていましたが、調教して乗れるようにしたならばこの足腰の強さ(きっと同じ)はやはり魅力ですね・・・。
2004/11/27
釧路のKさん、3度目の訪問。友人を連れて見学に立ち寄った。スワンに跨ってもらったら、スワンが尻っ跳ねして落馬。最近構ってもらえないのでストレスが溜まっているのだろう。その辺りを予測に入れないでいきなり跨ってもらった私の責任。すぐに私が跨り、そのあと再度Kさんにも跨ってもらう。レッドにも(念のため私が先に跨り)跨ってもらった。裸馬に跨るのは、鞍を付けた時とはまた違った味わいがあるはず。
2004/11/26
「レッド」に騎乗。草地で短いトレッキングのあと、広場で訓練。先日村田君に教えて貰ったネックレーンの調教を少しやってみる・・・少しじゃあダメなんだけどね。
2004/11/25
防風林の傍はミネも落ち着かないようだ。林の中をキツネでも通っているのかもしれない。
2004/11/24
今日は一転風も強く、防風林の傍に繋牧されている馬たちは木々のざわめきを気にしている。夕方はミネとレッドを一緒に連れ帰ったのだが、レッドが2度も走りかける。体調が良くなって敏感になってきたという証拠か。
2004/11/23
釧路からMさん(68才女性)という方がハーモニーランチで馬に乗りたいと訪ねてくる。昨年の「モアン山ホーストレッキング」の新聞記事を見て「素晴らしい場所」と感じ、いつか連絡しようと切り抜いて保存していたらしい。何故か一年半も経ってから、この一ヶ月ほど何度も電話したそうだが当時の連絡先携帯番号は変更しているのでつながらない。Mさんは町役場にまで電話したそうだ。ようやく11/12に私と連絡が取れ、モアン山は年に一度のイベントに特別に開放して貰っている場所だと説明すると、それではハーモニーランチに行ってみたいという話になった。そこまで熱心に言われるとこちらも何とか受け入れてあげたくなり、私がお休みで特に用事がない今日に来てもらうことにしたのである。遅くなると雪が降ってしまうのを心配していたのだが今日は暖かくて最高の天気。昨日作った「尻がい」を早速付けて「ミネ」に乗ってもらう。道産子には慣れているらしくしっかりコントロールしている。速歩中に近くからタンチョウが舞い上がるハプニングもあったがMさんは動じなかった。前回と違って鞍の位置もいい。尻がいの効果は予想以上だ。レッドにも作ってあげよう。
2004/11/22
Kさんがミネに乗っている写真を眺めてみると、確かに鞍が前過ぎて、Kさんも「乗りにくい」と言っていた。腹が太くなってきたので腹帯がワキの方にずれていく。以前から「尻がい」を作ろうと考えていたのを実行に移す。
2004/11/21
繋牧の帰り、ミネを裸馬。昨日のこともあるのでパドック内で少し基礎訓練。そのあとレッドも裸馬で連れ帰ってくる。
2004/11/20
釧路のKさん、2度目のハーモニーランチ。ミネに乗ってもらって先ず先日と同じコースを進んだのだが、途中でミネが走り出す。そういう時は「回しなさい」と教えてあったのだが、バランスを崩してあえなく落馬。イケイケのミネをタイトレーンで押さえ過ぎたのが原因と思われます。草深い畑でのことですから怪我もなくすぐに再騎乗しましたが、予定していた別の畑での速歩、出来れば駈歩に挑戦は取り止め。
2004/11/19
昨日と同じ場所を今日は「レッド」で駈歩。実は明日、再度釧路のKさんが訪ねてくるのでその下準備である。
2004/11/18
朝、繋牧に出すのに一度に3頭引いていくのは難しいので、2頭、1頭の二回に分けるのだが、今日は先ずミネとスワンを連れて行き、レッドはあとから裸馬で跨って連れて行ってみた。先に2頭が行ってるので急いで速歩になるが、これもうまくいった。 お昼休み、近くの畑にタンチョウが降りている。ビデオ撮影したかったので「ミネ」に乗って近くまで行ってみた。馬上で撮影できる程にはミネは大人しくないので下馬して撮影する。その帰り、ミネで初めて駈歩。
2004/11/16
うちの馬たちはいつからかパドックの片側寄りにだけ糞をするようになった。こちらとしては有り難く、更にそれを隅の方に寄せるだけで毎日の掃除が済んでいたのだが、それもかなりの量になってきたので今日はトラクターのバケットに積んで片付けた。厩舎の中のワラ混じりと違ってほとんど糞なので堆肥用に積んでおく。去年からのもあって、来年の(職場)菜園には馬糞堆肥をすき込むことが出来そうだ。
2004/11/12
「ミネ」に騎乗。 このところミネとレッドのお相手ばかりなのでスワンが欲求不満だ。ふと思い付いて「スワン」に鞍を付け、パドック内で恐る恐る騎乗してみる。心なしか喜んでいるように思える。しかし殆ど何も教えられていないのでスワン自身どうして良いのか戸惑っている。こちらも不安が大きいので降りて、脇腹への刺激で首を曲げる練習をして今日は終わり。新馬調教のプログラムを立てなくては! 繋牧していたレッドを厩舎に連れ帰るのに、楽をしようと裸馬で乗ってみたらうまいこと成功。帰りはこれに限る。
2004/11/11
トラクターでトレーラーを牽引し、10キロほど離れたM牧場に乾草ロールを引き取りに行く。Mさんが上手に積んでくれたので安心して走行。12個の予定だったが、トレーラーに積んでみるともう2個載せられる。「その方が安定する」と、Mさんは2個追加してくれた。戻ってから降ろしてD型ハウスの中に積むのは私の仕事。
2004/11/10
フォトメールを受信してくれている釧路のKさんが、来春佐賀に帰る前にとハーモニーランチを訪ねてきた。彼女は昨年のモアン山ホーストレッキング以来乗馬を始めたという。一度一緒に外乗をと考えていたが、ミネが来たのでハーモニーランチで一緒に外乗することにした。先ずはパドックの中でミネに騎乗してもらう。手綱さばきも脚の入れ方も堂に入っている。この一年半、週に2、3回はクラブに通ったというのだからさもありなん。それでも駈歩はまだ怖いというので、常歩と少しだけ速歩で牧草地を回る。そのあと私の仕事を手伝ってもらいながら酪農体験もしてもらった。
2004/11/8
村田君から、レッド・ミネの調教について学ぶ。
2004/11/7
函館ワールド牧場での勤めを終えた村田君が、栃木に帰る前に中標津にやってくる。お陰で、初めて2頭での外乗に挑戦。実は10日に外乗の予定があるので、丁度良い予行演習になった。 今日はオーナー(牧場主)の長女、育美ちゃんにも「ミネ」に乗ってもらった。
2004/11/5
最後の乾草ロールを搬入。今回は3週間もった。ほぼ毎日繋牧して青草を食べ、厩舎に戻ってからは牛の残り餌を、こちらもほぼ毎日一輪車に一杯は貰っていたから。 レッドに調馬索。
2004/11/4
餌箱を三つにした。これまでの二つは、どうもレッドとミネが使っているようで、スワン用を新しく用意したことになる。馬は3頭になるとどうしても2頭が一緒になるようで、年齢性別の組み合わせからも、レッドとミネが仲良くなるのはやむを得ない。
2004/11/2
レッドに調馬索。
2004/11/1
雨で繋牧はなし。
2004/10/31
オーナー(牧場主)の長男、ゆずる君に「ミネ」に乗ってもらう。パドックの中で短時間ならよく指示に従うので、先日の営業ウーマン同様ゆずる君も驚いている。しかし時間が経つと徐々に重たくなってくるようだ。
2004/10/30
今日も「ミネ」に騎乗。近いうちに知合いの初心者が乗りに来たいというので、あえて騎乗しての駈歩はしていない。ところが畑から別の畑に移った途端、勝手に走り出した。停めて叱る。
2004/10/29
「レッド」に騎乗。傷を治すための運動と、故障のリハビリの為でもある。春に青草を食べ始めて以来、見違えるほど元気になってきたレッドだが、こうして騎乗するたびに体力もついてきていると感じる。今日は100メートルくらいだけれど駈歩を続けることが出来た! ついでに「ミネ」にも騎乗。
2004/10/28
昨年10月ハーモニーランチが誕生した時に尾田さんからプレゼントされた乾草ロール(3、4年前に購入したものが8個残っていた)も最後の1個となり、この冬用には新しく買い付けなければならない。尾田さんの知り合いが分けてくれるというので下見に行く。小さめのロールを12個確保出来た。一ヶ月3個としても3月いっぱいはもつだろう。 スワン、レッド、ミネを草地で調馬索。ミネに初めて駈歩をさせてみる。
2004/10/26
レッドの爪切り。レッドは腿を傷めていて、歩様に影響が出ている。特に右前肢の蹄を斜めに置く癖があるので、できるだけ蹄がストンと地面に着くよう削ってみる。
2004/10/22
朝の様子から、もう大丈夫と考え、夕方からは仕切りをせずに3頭一緒にした。念のために昼間スワンを調馬索で運動させておいた。
2004/10/21
今朝も繋牧前に3頭をちょっとの間一緒にしてみる。 レッドの腹部にふくらみ。調馬索をすると少し引っ込んだように思える。
2004/10/20
ミネとレッド&スワンはまだ仕切られている。3頭とも毎朝繋牧に出しているが、朝試しにちょっとの間一緒にしてみた。相変わらずスワンがちょっかいを出す。
2004/10/18
出入りの営業ウーマンHさんが午前中に来たので「午後に馬に乗ろう」と声を掛ける。乗馬が似合いそうな娘なので是非興味を持って欲しいと期待している。これまで引き馬や裸馬で慣れて貰ってはいたが、今日は一人で「ミネ」に乗せてみた。もちろんパドックの中だけれど、操作を教えたらちゃんと動かしている。思った通り勘のいい娘だ。姿勢もいい。自分の指示通りに馬が動くので「すごい!馬って賢いんですね」と驚いている。「もう少し乗ってていいですか?」しめしめハマッテきたぞ。 レッドに抗生物質の塗り薬を少々。去勢してくれたOさん曰く「腫れてきたらどんどん動かした方がいい」とのことなので、調馬索で常歩&速歩。
2004/10/17
「ミネ」に牧場を案内。外乗の予行演習を兼ねて引き馬で散歩する。一番遠く、舗装道路まで出てみたが落ち着いている。レッドの熱を測る。38.5℃、大丈夫だ。
2004/10/16
「ミネ」に裸馬で背中に乗ってみた。オーケー。これまで付けていたのは牛用のモクシ。ちょうど一つ残っていた新品のホルターに付け替える。 レッドの“腫れ”が少し目立ってきた。
2004/10/15
ミネが来てから、厩舎内のロールがみるみる減っていく。これまでは一ヶ月以上もっていたが、今回は18日目でなくなった。ミネが加わったのは途中からだから、この次はもっと短くなるということだ。
2004/10/14
Mさんは「乗れる」と言うが、もしかしたらMさんにしか乗れないかもしれない・・・なんて考えながら「ミネ」に鞍を付けて騎乗してみることに。鞍も頭絡も、まあおとなしく付けさせた。しかし今日のところはパドックの中だけにしておこう。さて恐る恐る跨いでみると・・・ウン、これなら大丈夫。ちゃんと扶助に反応する。足の運びがチョコマカと早いのが気になるが、重たいよりはいいか。
2004/10/12
2頭とも後肢が出血で汚れている。バケツを持っていって洗ってやる。
2004/10/10
運命の日がやってきた。去勢を頼んであるOさんに、昨日電話してみると「明日なら体が空いてる」とのことだったので、すぐに馬運車を手配。朝のうちにトラックを借りてきておいて、昼休みにOさんの所に向かう。 先ずは「スワン」がちょちょいのちょいで終了。次に「レッド」を枠場につないで、さて股をのぞいてOさん曰く「これ何歳だ?」・・・うーん、たぶん5歳かな?「そうだろうな、ちょっと難しいぞ」・・・レッドは元々おとなしいのだから危険を伴うなら敢えて去勢する必要もない。「イヤ、したほうがいいよ」・・・悩んだ結果、獣医のSさんに来てもらって糸で縛ってもらうことに。切断(!)後、多少の出血は続いているが大事には至らず成功だ。Sさんは「アンピシリン」の注射もサービスしてくれた、感謝。      『津別ではこんなでした。(2003年5月)』
2004/10/07
「ミネ」と「レッド&スワン」は厩舎側とパドック側に分けてあるのだが、今朝行くと仕切りのパイプが外れて合流していた。スワンがミネを追い掛け回している。ミネは逃げ回ってキックで応酬。見かねてレッドが間に入ってスワンをなだめているという様子だった。 「ミネ」を厩舎のすぐ外につないで青草を食べさせる。これまではMさんの所で通年放牧されてきた馬だ。徐々につなぐ場所を移動して、この牧場に慣れてもらおう。 今日も「レッド」に騎乗。乗るたびに、少しづつだが回復してきていると感じる。
2004/10/05
『道産子の「ミネ」がやってきた。』 知人が仔を取るために買ったのを、私が預かることにしたのだ。偶然だが私はこの馬を3年前から知っている。その時1歳だったが、種付けしてあると聞いて驚いた。2歳で1産、3歳で2産、4歳で3産、来年5歳で4産目だ。この春には純血アラブ「デザートショット」を付けてある。今年の仔も同じ父だったので、どんな仔が産まれて、どう育つかもおよそ見当がつく。私にとっても牝馬の世話と出産は良い勉強になるだろう。 「ミネ」を仔馬から育ててきたMさんは、ハーモニーランチを見て「ここなら馬も幸せだ」と言ってくれた。Mさんは帰りに近くの草を刈って持ち帰り、「お母さんの傍の草だよ」と残された仔馬に与えたという。 ハーモニーランチに紅一点
2004/10/03
ようやく虻もいなくなってきたので、久々に「レッド」に騎乗。この2ヵ月半の間に騎乗したのは「テント村」の時だけ。たまあ〜に調馬索を、それもほんのちょっとするだけでした。

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