津別ホーストレッキング研究会 

こんな本いかが?

2011/7〜

司馬羊羹
ドクター・ミラーTOP

野生馬を追う
馬のフィールドサイエンス
木村李花子 2007/8 東京大学出版部

群れで生きる動物がいることは誰でも知っている。馬もそうだ。 ナチュラルホースマンシップもそのあたりの観察がスタートのようだ。 1959年生まれの著者のねばりはすごい。出版の時点でインド在住。 帯に 『野に伏して馬を待つ。北海道、カナダ、ケニヤ、そしてインドへ … 野生に生きる馬たちに魅せられて周縁を彷徨う女性研究者が 描く馬と人間をめぐる動物記。フィールドからの熱きメッセージ!』とある。


釧路湿原
北海道カウボーイ物語
朽木寒三 1989/12 理論社

馬に魅せられ、馬と出会い、馬を愛し、馬とともに生きぬいた!斎藤昭の馬物語。 この物語は、戦後の最も激しかった一時期、釧路湿原のある小牧場に生きた数人の人たちを、当時16歳であった斎藤昭を 中心において活写した庶民の伝記である。…とあとがきにある。 岩手県に生まれる。幼い頃から動物好きで、いろいろな動物を飼い慣らしていた。 叔父にマタギがいて冬の雪山での狩りも経験している。16歳(昭和25年)のとき 就職難の時期に東京に就職できたのに、ひょんなことで幼い頃に絵で見た釧路馬のことを知り、 単身、釧路のオタノシケに来てしまう。 当時の釧路あたりの牧場の生活などがよくわかり面白い! ナチュラルホースマンシップが世界の潮流であるが、 その半世紀前に昭少年もそのことに気付くのだった。


馬、この愛すべき動物のすべて
シマウマからサラブレッドまで
原田俊治 1991/10 PHP研究所

帯より…サラブレッドはなぜ速いのか?馬が立ったまま眠るのは本当か?人はいつから馬に乗っているのか? あなたは古き良き友ウマについて、どれくらい知ってますか?美しいイラストとともに歴史から生態まで徹底解説。 目次より抜粋…◎馬の妊娠期間は人より長い◎天寿を全うしにくいウマ◎よくわからない馬具の起源◎ウマは匂いを頼りに馬房へ戻る ◎ウマは睡眠時間の2倍を食事に使う◎競馬はなぜイギリスで誕生したのか◎現在のサラブレッドの直系先祖はわずか3頭 ◎サラブレッドの競走能力はどうやって表すか。