♪ 第3回全日本エンデュランス競技大会 ♪ 2002/10 /06 |
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 皆さんからのメッセージ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【馬方】 100キロでは、キリママとキリがべドウィンと堂々の競り合いを演じ、ゴ-ル前で差しきられました。が、初の100キロで2位です。キリママとキリの2003年が愉しみです!おめでとうございます。60キロは、われらがマゼッタ君と平間さんの勝利です。これで6連勝です。強いですね〜。後は、鈴が道産子として初の100キロ完走です。これは道産子の新しい可能性の始まりです。その後、白滝の北進も完走いたしました。鈴と了子さんの名コンビに感動させられました。(うるうる) 60キロではジャスミンが失権しましたが、ヒメと初が4時間25分で完走いたしました。このヒメと厚子コンビ、そしてハツと北出(夫婦)も最強のコンビに見えました。40キロでは、懐かしいメンバー、今井選手、山田選手が完走し、千葉、鈴木(初参加)も難無く完走し、津別の馬は、やはり強かった印象が身内でも分かった大会でした。今回のクルーは、馬方とその息子、中川さん、のぼちゃんと妊婦の亜希子さん、この5名でした。おかげでライダーたちもてんてこまい、クルーをしたのは100kmと60kmでした。 |
【YUさん】 さくらはよくやったと思います、 今年春より続けて参加したエンデュランスも、昨日でまずはおわり。 20日の津別大会はお手伝いです。 昨日の続きで、常歩でさくらに騎乗。 さくらは今日も乗る時にお尻を跳ね上げて、ちょっとだめな子でしたが、 皆さん、さくらに怒る!叱る!時は声だけにしてあげてください。 鞭をうったりしないでね。大きな私のような声で「だめ!」と・・。 津別チームクルーの皆さん、そしてライダーの皆さん、お疲れ様でした。 白滝のなんちゃってチームはもっとでしょうね。 |
【Sami (なんちゃってチーム)】 お疲れさま・・・・と言いつつも、人にそんな声をかける余裕が無いぐらい疲れてます。 今日も仕事に行ったけど、まったく進まないので帰らしていただきました。 で、このHPを開いたら、丁度15,000のキリ番。とりあえず、なんか 書き込まなきゃ、てな具合です。 >YUさん、クルーのお手伝い、ありがとうございました。大変助かりました。 > では、これから一眠りします。(10月7日(月)14時55分) 遅れ馳せながら津別チームの皆様お疲れ様でした。&おめでとうございます。 素晴らしい結果で、今後もますます楽しみです。 13日そちらに伺ったときに感想など聞かせて下さい。 さすがに今年の100キロは疲れました。思えば去年の方が楽だったなあ。 でも、予定以上に時間が掛かったけど、今年の完走も、とても満足してます。 10時間に伸びた制限時間の恩恵をしっかり受けての完走ですが。 コース的には去年よりは変化のある、面白いコースだったように思います。 ハクちゃんとダフームの個性の違いをしっかり味わいつつ、無事仕事を 果たせて良かったです。これで、80キロ以上を3回完走した事になり、 晴れてエンデュランスライダーと言えるのかな? |
【谷 (なんちゃってチーム】 津別のみなさん、昨日はお疲れさまでした。 色々とお気遣い&お手伝いいただき、ありがとうございました。 完走されたみなさん、おめでとうごさいました。 ジャスミンは今回残念でしたけど、鶴居の時にはベスコンでもおかしくない 好ポイントでしたよね。次はいけるでしょう。 そして、平間さんの60キロ1位、そしてそして富塚さんの100キロ2位 おめでとうございます。 富塚さんがすごいと思ったのは、100キロのスタート直前、全頭騎乗し、 輪乗りをしているときに、暗闇の中で馬上から自分を見つけ、おもむろに ゼッケンのポケットから鶴居の時の写真をくれた事です。この余裕、エン デュランスを楽しんでいる姿勢、こういうことが今回の結果にも結びつい ているんだと思います。 さて、自分は今回B級が間に合わず、来年の勉強のためにクルーをやって、 せっかくだから40キロに出るか、という事で参加しました。 スナイパーは去年のこの大会で、初エンデュランス、今年80を完走してい るので、スナイパーの成長をみるのも楽しみだったし、100にもでれる馬 なので、ベスコン取らねば、と密かに思ってました。 結果はベスコンなんてとんでもない、おまけの馬体検査合格で、反省してま す。 40キロもベスコンねらっていくと、タイムでポイント稼ぐか、馬体検査 でポイント稼ぐか、レースの組み立てが難しいし、勉強になりました。 チームとしては、ダフームのアクシデントがあったものの、本田さん& シャーちゃんの5位、いろんな意味でリベンジの秦さん&どんちゃん (北進)の100キロ道産子部門2位(笑)、いつもねらい通りの必殺仕事 人・山口さんのと白ちゃんの最年少馬完走賞(再笑)とがんばりました。 スナイパーも「寝る子は育つ」というので、これからが楽しみです。 (わかる人は爆笑) |
【了子】 第3回全日本エンデュランス大会100km完走報告 全日本では大変お世話になり、みなさまありがとうございます。レースを振り返ってみましたので参考までにご報告させていただきます。 朝5時、薄暗い中で13頭がスタート。今までの40〜60kmのレースと違いペースがゆっくりでエンデュランスらしいスタートだなぁという印象ではじまりました。 さて、スズで完走するために、まずはこの10点を特に心がけていました。 1. スタート直後よりペース配分が理想的な馬を見つけ、後ろを併走する 2. 平坦な道では足場を見ながら速歩・駆歩・襲歩を維持する 3. 傾斜がきついところと足場の悪いところは下馬して常歩 4. ほんの少しの傾斜地でも速歩と常歩のみ、駆歩は極力しない 5. あえて駆歩・襲歩の時は3ポイントで乗る時間もつくる 6. 給水ポイントの前に持参した配合を与え、給水後は3分間常歩の維持 7. 馬体検査後に馬用電解質を補給する 8. 五感で馬の疲労具合を感じ取るよう常に気をつける 9. 乗り手である自分自身の疲労も蓄積しない 10. この完走がどういう意味を持つのか考えながら走る で、特に気にかけた2点について以下のように対処しました。 まず1点目。 スズの場合、前進気勢が高いので乗り手がうまく誘導してあげなければなりません。 しかし、スタート直後はやはりスズ。 私の技術では方向を指示することが精一杯でスピードコントロールはなかなかできませんでした。 春の鹿追80kmで、20km地点までレースを引っ張った(笑)悪夢が頭をよぎり、とにかく、トップ集団に入らないこと、なんとか、ペース配分が予定している形に近い馬で、スズの存在を気にしない馬に付いて行く事を考え、白滝の馬たちにお世話になりました。とにかくハミをしっかり保持していないと速歩からすぐ駆歩に歩様が変化してしまいました。 10km位の地点でしょうか。 団子状態を抜け、コントロールできるチャンスが来ました。 平坦な道から林道で登りに差し掛かったところで、半減脚と手綱で減速するとその時からスピードコントロールが容易にできるようになりましたが、あまりに強い力だとこれも馬体を痛めそうなので安易にしてはいけないとも考えます。 ですが、ここからスズの歩様のコントロールはほぼ思うとおりになりました。 この件に関してある方に聞いてみたのですが、「微妙だな(笑)」といわれましたが、彼が言うには歩様の変化をするためには右駆歩の場合右手綱に壁をつくり左の手綱をくぃくぃとするそうです。 左駆歩はその反対ですね。 そうすることで、馬術的に調教された馬の場合、駆歩の歩様を容易に速歩に落とすことが出来るそうです。 つまり、通常の駆歩のバランスを崩すということだと思います。 通常の反対の指示を送ることで、馬はバランスを崩すからその瞬間を逃さず、速歩に落とすテクニックだと思います。 こちらの方法を是非実践して下さい(笑)。 2点目ですが、特に第2レグで走りが完走できるかどうかの分かれ道になると思い、馬も自分自身も疲れる走りもしないでおこうと計画しました。 なぜなら、乗り手が疲れると必ず上体のバランスは崩れ、しっかりした騎座が維持できません。 それが馬への負担になります。 そして、駆歩・襲歩は2ポイントで乗られる方が多い中、3ポイントも入れることをしました。 というのは、2ポイントと3ポイントではライダーの疲労する筋肉が違うからです。 ずっと2ポイントを維持していると私の場合は自身の脚に負担が来ます。 そのため、どうしても鞍に座って疲労を取りたいというのが、3ポイントをあえて取り入れる理由です。 これを交互にすることで、疲れをあまり感じずにいることができています。 同じ理由でトレッキングではあえて正反憧をする場合があります。 日ごろから正反憧と3ポイントの駆歩を心がけるとしっかりした騎座の育成につながるし、馬をコントロールしやすくなると思います。 今回駆歩のうち7割3ポイント、3割2ポイントだったと思います。 スズのようなドサンコだからできる技かもしれませんが。 これに関して堀崎君からコメントをいただきました。 海外ではどのように指導されているのかは分かりません。 あくまでも個人的考え方として参考にしてください。 2ポイントだとすぐ脚が痛くなるので3ポイントで騎手の体力温存のために騎乗したというような話がありましたね。 3ポイントは相当上手に乗らないと馬の背中をいためてしまうと思うのです。 馬の背中をいためると、馬の首が反り上がり、馬は偏頭痛を感じて騎手を信用しなくなると言う話を聞いたことがあります。 やはり2ポイントのほうが馬の背中を自由に動かすことができて、馬への負荷もかなり少ないと思います。 ということは、2ポイントで乗れるだけの騎乗技術を身に付けるべきでは?と思います。 100kmで駆歩をするうちのすべてを2ポイントでというのは難しいでしょう。 せめて半分は2ポイントで乗れるほうがいいと思うのです。 そう思う理由に、もうひとつあります。 それは、スズを含めた津別の馬のベットチェックの際の心拍が昨年より高いということです。 すずも結果を見ると高めでした。 確か、昨年私がスズで60kmをゴールしたときは40台後半か、50程度でした。 タイム的なものもあるかもしれませんが、やはり馬への負荷が高くなっていることは否めないと思います。 津別の人で2ポイントで乗る人ってほとんどいないでしょう。 それが高い心拍につながっているのでは?と思うこともあります。 ですから、馬の調子に合わせて2ポイントと3ポイントをうまく使い分ければ、 人もそれなりに楽ができると思うのです。 他の人にも聞いてみましたが、「3ポイントをきちんと取れればいいけど、でなかったら2ポイントのほうがいいよ。もちろん速歩は絶対正反憧より軽速歩のほうがいい。ただ、ドサンコの場合は3ポイントでの駆歩はドサンコの馬体構造から悪くないと思うね」ということでだいたい堀崎君と同意見ですね。 3点目、誘惑に負けないということです。 第2レグでは第1レグに比べ1時間以上時間を多くかかりました。一緒に走っていた押琴のBさんの馬の跛行(この時点では疑い)のこともあり、また、私自身も完走したかったので、自衛隊の演習地内で、傾斜のあるところはほとんど常歩で行ったからです。 それは、かなり精神的忍耐強さを要求されるものでした。 このくらいの足場で傾斜なら乗っちゃおうかな、と何度も思いましたし、途中で瓦礫いっぱいのところで足元の石がくずれ、ふらついて人間が転んだりと、乗りたい気持ちとの誘惑との戦いです。 エンデュランス(耐久)と、言葉どおりだなと思いました。 反省点も1個。 走行前の再チェックで右後肢の蹄に巨大な石がぼっこり詰まっているのをみて大ショック。 馬体検査をこのまま受けて一応通過したしたのは奇跡です。 獣医さんのおまけだった気がする。 実は「乗っていて大丈夫だよね」と跛行についていわれていたのです。 やはり獣医の目から見てかすかにおかしいところがあったのかもしれません。 きちんとチェックせねばいけませんね。 以上の点を気をつけたおかげか、第3レグでもスズは、本当に元気いっぱいで、楽しい軽い走りができました。 今回完走だけでなく、入賞までいただいて本当に楽しい思い出ができました。 本当に皆様と馬あってこそ・・・。 本当にスズはよく走ってくれた・・100kmずっと一緒に走ってくれたスズと津別のみなさまに心から感謝いたします。 RYO |