20kmを過ぎた辺りか、熊笹の生い茂る道無き下り急斜面を”引き馬”で下る。斜面を降りるとほぼ直角に林道にぶつかった。そのとき私は最後に林道へ降りたが、先頭は林道にぶつかって右方向少し先にいた。みな騎乗し目印に従って林道を右に快調に進むと、道は別の林道にぶつかった。ここを右に。緩やかな上りを快調に駆け上ると・・・ん?ここは通ったぞ?おかしいということに。(-.-) 地図を開くも、あいにくの雨のため地図は濡れてビショビショで役立たず。どーしたものかとしばし協議、確かに目印のとおりに進んだのだが、はて?さて協議していても始まらない、ともあれ戻ろうということに。他に目印はないか探しながら常歩で来た道を引き返す。先ほどは駈歩で進んだので気づかなかったが、20頭の馬が通過したにしては馬蹄の跡が見当たらない。そーこーしているうちに先ほどの場所に戻った。と、そこには棒杭に「←」の印があるではないか!左だったのであった。当日、40キロと20キロ(スタートは40キロの後)のレースがあったが、この棒杭から40キロコースは左、20キロコースは右だったのだ。目印のリボンに沿うように進めば棒杭が目に入ったであろう。また林道でなくてもそれなりに道らしくなっていればそこを通ったであろう。しかし、ここら辺りは熊笹の生い茂る斜面であったこともあり、目印のリボンから若干ずれたところを通ったため棒杭の「←」から右にずれたところに降りてしまったようだ。また、引き馬だったこともあり視線が低く足元に集中し視野も狭かったのかもしれない。さて私はというと、最後尾で一行よりちょっと離れて、比較的リボンの近くを通って下の林道に下りた。下りた時に棒杭が目に入っていたような気がするが「←」を見ていなかったのだろう。右方向に並ぶ一行に合わせて馬首を向けてしまった。棒杭を確認していれば・・・・ゴメン。ともあれ今後の良い教訓となった。コースを間違ったのは我々だけではあったが、20kmレースと40kmレ−スが同じコースの範囲と分かれる範囲があったわけだが、同じ範囲では同じ色の目印、違う範囲では違う色の目印、といった配慮があるといいだろう。第2回大会の時は宜しくご配慮願います。m(_._)m それにしても今大会の実行委員の人達は大変だったであろう。既存の林道や牧場などの開けた場所だけならコース選定、目印の配置もやり易かっただろう。しかし、何度も言うが、鶴居ならではのコースでしょうか、私は”お気に入り”である。来年も参加いたす所存。さて、第2給水ポイントに到着。「お〜い、どーしたんだー!」クルーの皆さんは待ちくたびれたご様子。
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