[津別ホーストレッキング研究会]

タイランドからの便り
@  A  B  C

2007年、年明け早々に家族でカオヤイ国立公園へ行ってきました。
毎年少し涼しい季節に訪れるのですが、今回の目的はなんといっても“馬”=息子との外乗でした。 あいにく、息子には引き馬が必要で、一人ではトレイルに出れないとのことで、父親だけ、ちゃっかりランチのオーナーと二人で出かけてきました。息子はランチ周辺をスタッフの人と一緒に回ってきてとても興奮してました。楽しかったようです。
さて、乗馬(長男)

いざ出発・・・引き馬だけど

馬に乗れずすねる次男ミッキー

兄貴が帰ってきて乗せてもらったミッキー(弟)

ポニーもいます

トレイル前の足慣らし

広大な酪農牧場

森の木々

とうもろこし畑

ログ調のホテル

ホテルからの眺め

ホテルからの眺め

途中のお寺で初詣

おいしい葡萄

裾野に広がる葡萄園

日記***【タイランド・外乗事情:カオヤイ国立公園 “OK牧場のウェスタン乗馬”】

正月のわずかな休みを利用して家族旅行でバンコクから北東へ200キロほどのところにある「カオヤイ国立公園」というところへ行ってきました。ここは海抜500〜800メートルの穏やかな山が続く比較的涼しい気候が年中通して楽しめ、野生の象をはじめ様々なワイルドライフを満喫できる素敵な場所です。バンコクの都会人間達のつかの間の“息抜き”の聖地でもあるわけです。 また、この周辺にはたくさんの酪農牧場があり、また、気候や地理があの“西部”にも似たところがあるので多くの「カウボーイランチ」や西部の雰囲気を演出したホテルやバンガローがあります。

前置きがながくなりましたが、このうちの老舗というべき、「ボナンザ・OK牧場」という乗馬ランチを訪ねてきました。オーナーのCHETさんと朗らかな奥さんと子供達で経営するアットホームな、まさに“西部劇”に出てくるような牧場(乗馬クラブ)を運営しているのです。 ここではその名のとおり、“ウェスタン・ライディング”を基本にレッスンが可能で、1時間〜3時間くらいの「外乗」もできるし、グループでオーダーメイドのトレッキングができるそうです。CHETさんはタイでは有名な馬のスタントマン。荒馬のロデオショーもやるし、地元のライダー達を集めて粋なイベントも行ってる夢多し人物です。

年は私と同年代ですが、外乗中に色んな話をしながら意気投合。タイ人の友人の中でもこれだけウェスタンに憧れ、また、都会の生活を放棄し自由奔放に生きているCHETさん、なかなか出遭ったことがないですね・・・人生の気迫を感じさせてくれるナイスガイです。

というわけで、私も生まれて始めてのウェスタン乗馬にチャレンジし、トウモロコシ畑をギャロップで丘まで駆け上がり、キャンターで畦道を突破し、見渡す限りの自然がなんとも美しい・・・遠くの山の裾野まで続く草原がまぶしい・・・途中で方向感覚が無くなってしまうほどの大自然の中での乗馬ってこんなに気持ちのいいものなのか。(笑)この季節は乾季で気温もあまり上がらず28度くらいでした。裾野を吹くそよ風が爽快でほんと気持ちいいです。

1時間以上のトレイルで「おおおお!なんとそんな料金でいいの??」というくらいの驚き。もう病み付きになりそうです。騎乗後もCHETさん、奥さん達と愉快な馬談義を尽きるまで楽しみました。どうか皆さん、タイでの乗馬のレパートリーへ入れてみてはいかがでしょうか?行かれる際は是非ご一緒させてください。道案内と通訳はお任せください。絶対はまりますよ〜っ。(笑) *詳しいパンフレットがありますのでご連絡ください。

私達は5歳半と2歳半の息子を連れて行きましたが、長男でも乗れるポニーが数頭いてこれまたウェスタンサドル+馬具を装備してカウボーイハットとウェスタンブーツを貸してくれて格好よく牧場の周りへ連れて行ってくれます。2歳半の次男も乗れないくせに乗りたいと泣きじゃくるのですが、ランチの優しいタイ人のスタッフさんがいい“子守役”を買って出てくれて助かりました。お子様連れでも安心?みたいですね。(笑)

(追記)
バンコクからカオヤイ国立公園までは車で約2時間ちょっと。 周辺にはたくさんの酪農牧場や、とうもろこし畑、サトウキビ畑、果樹園、葡萄園があります。 日本の北海道から沖縄までを凝縮した感じですかね。(笑)

私達は山の中腹にでんと鎮座している白い仏陀のあるお寺へ立ち寄りました。 日本でいう初詣ですね、皆でおまいり・・・。 裾野には広大な葡萄園があり、獲りたてぶどうジュースが美味しいです。 また、葡萄園でも葡萄狩りができて、種無し葡萄の甘い香りで一杯です。 乗馬をはじめ、公園内では野鳥観察や滝、清流でのラフティング、夜間の野生動物ウォッチングなど、 大自然の中でゆっくり休暇を楽しむことができます。

[津別ホーストレッキング研究会]