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大矢根さんに農水大臣賞
2003/12/17
畜産経営管理技術の全国発表会
酪農部門   昼夜放牧で乳量増

特色のある畜産、酪農技術について発表する『全国優良畜産経営管理技術発表会』が、 このほど東京で開かれ、昼夜放牧を実施して乳量増と労働時間削減に成功した津別町 活汲の大矢根 督(ただし 30歳)さん(けんちゃんこと当研究会の会長である大矢根憲太郎の長男)が、酪農部門で最優秀賞に当たる農林水産大臣賞を受賞した。

農水大臣賞を喜ぶ大矢根督さんと父親の憲太郎さん

中央畜産会、全国肉用牛協会の主催。発表会では、全国33事例のうち、 書類審査を通過した12事例が発表され、大矢根さんは「放牧等自給飼料の 高度利用による高収益家族酪農経営」と題して報告した。

父母と3人で約70頭の乳牛を飼育する大矢根さんは、1996年から搾乳、 給餌以外は、牛がほとんど牛舎に入らない昼夜放牧を実施。 濃厚飼料を大幅に減らして自給飼料の割合を高め、牧草地の土壌改良で ミネラルバランスのとれた牧草作りに取り組んだ。

その結果、乳牛を牛舎につないだまま飼育し、濃厚飼料を多く与えていた時に比べ、 1頭当たりの年間乳量が約8600キロ(96年)から約9400キロ(2002年)に回復。 大幅な経費削減に加え、乳牛の病気の減少による所得率の向上と労働時間の削減を実現した。

ニュージーランドなど先進地で研修を重ねた大矢根さんは「これからも放牧地の効率的利用を進めたい」 と話し、JAつべつの後藤正則組合長も「家族が一体となって努力した結果。津別町の農家の誇り」 と喜んでいる。

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大矢根さんが今年も内閣総理大臣賞を受賞です。2005年は天皇賞かな!!

津別新報 2004年(平成16年)12月21日(火)
農林水産省・(財)日本農林振興会主催、第43回農林水産祭、畜産部門において内閣総理大臣賞を受賞した大矢根牧場の受賞記念祝賀会が10日夜、松寿しで関係者約50人が参加して開かれた。

大矢根牧場(大矢根督経営)は、中規模経営ながら土づくり、草づくりを基本として、16牧区(春から秋)による昼夜放牧を実施、64%の高い自給率を実現している。しかも経産牛1頭当りの乳量は9440Kgと高水準にあり、経産牛1頭当りの所得は34万2000円と高く、所得率は43.1%に達する高収益を得ていることから放牧型の経営の特長である経済的、時間的ゆとりのある経営をおこなっていることが評価され、内閣総理大臣賞を受賞した。

祝賀会でJA後藤組合長は、『我がJAにとっても、町、この地域にとっても喜ばしいことと、管内を含め仲間から拍手が送られている。おじいちゃんの始さん時代から酪農が開始され、父さんの憲太郎さんの代になり、息子の督さんがニュージーランドで研修をし、酪農は放牧しかないと継承され、督さんに経営が受け継がれて。先進的な経営について注目されるところが国の認めるところとなった。それぞれ、ここでできた余暇を畜産振興のためにコントラクターの運営に参加していただいたり、お父さんは新しい経営の育成と、さらに協力してもらっている。』とあいさつ。続いて工藤一義町長があいさつした。

父の大矢根憲太郎さんは、『40年間酪農一筋にやってきたことが評価されこんな嬉しいことはない。昭和46年に経営診断してもらった時は迷わず離農した方が良いという診断だったが、当時の泉組合長からめげないで頑張ればいいことがあると励まされ続けてきた。平成4年には台風で牧場が水につかり、苦難の道だったが、ガンバッテきてよかったと思っている。受賞したのは息子でまだ30歳。受賞したからなんでも分っているわけではない。これから経験して立派な酪農家になってくれるだろうとあわい期待をしている。』

受賞した大矢根督さんは、『受賞できましたのは津別の酪農のみなさんのご助言のたまものです。これからもご助言とご鞭撻をお願いします。』と、お礼の言葉を述べた。

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プレスリリース  平成16年10月22日 農林水産省 (財)日本農林漁業振興会

平成16年度(第43回)農林水産祭天皇杯等の選賞について

農林水産業者・団体の最高の栄誉である本年度農林水産祭の天皇杯受賞者、内閣総理大臣賞受賞者及び日本農林漁業振興会会長賞受賞者が、本日開催された農林水産祭中央審査委員会(会長・八木宏典氏)において、別紙のとおり[PDF]選考、決定された。

これらの受賞者は、農産、園芸、畜産、蚕糸・地域特産、林産、水産の6部門については、本年度農林水産祭参加行事(326件)において農林水産大臣賞を受賞した者(537点)の中から、また、むらづくり部門については、各地方農政局のむらづくり審査会において農林水産大臣賞と決定された事例(16点)のうちから、農林水産祭中央審査委員会の農産、園芸、畜産、蚕糸・地域特産、林産、水産、経営・生活及びむらづくりの8つの分科会が書面審査及び現地調査等慎重な審議を重ねたうえ、決定されたものである。

表彰は、勤労感謝の日の11月23日(火)11時45分から挙行される農林水産祭式典
(於:明治神宮会館)において行われる。