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ミッキーの子
クッキー誕生
(2006/4/29)

4/29は記念すべき日です。 我が研究会の会長の馬が牝の子馬を産みました。 以前「うらら」という子馬が牝でしたが育成途中で死んでしまい、 それ以降は牡馬ばかりでした。 予定日は4/21でしたが遅れること8日です。 通常は遅れると男の子と言うのが常識で憲ちゃんも諦めておりました。 しかし・・・世の中そんなに捨てたモンじゃない。 今朝2時頃でしょうか。待望の牝が産まれました。 さて名前は何とつくでしょう。『馬方記』


私が厩舎に到着したのはちょうど2時でした。 ミッキーの乳頭を見ると乳が漏れている。 西村さんの”乳が漏れたら2時間以内”という言葉が頭をよぎり、 出産は近いと感じました。そして5分もしないで破水。 馬は座って出産するのでしょうか?
破水後すぐに座って陣痛に耐えていました。 すぐに肢は出てきたのですが、なかなか頭が出てきません。 私のお腹にも力が入ります。でも頭が出ると、腰までスルンと 出てきました。長く感じられたミッキーの出産は実際には たったの15分。
2時20分に終わりました。

子馬は元気に頭を動かしており、一安心です。 子馬が産まれると、母馬はすぐになめるのを想像していたのですが、 疲れたのか、眠ったり乾草を食べたり。時折顔を近づけて励ましたり。 40分程でミッキーの後産も落ち、その20分後、転倒を繰り返していた ミッキーの子もやっと立ちました。 私も自分の出産を終えたかのようなすっきりとした気持ちで、 夜明け前の道を帰りました。『Ms.N記』





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