牝馬はム−ミン(3才)。種馬はグレースコーサー(アラブ100%)。
精液は授精当日に採取し、馬方が2時間30分かけて取りに行き「冷蔵容器」に入れた
ものを持参し牝馬に注入します。 牝馬を保定枠に入れ保定して尻尾を縛ります。 膣鏡で膣を開口し、子宮茎間が見える迄挿入します。 今回は4/5に最初の注入をし、4/8に2回めの注入をしました。 4/5は子宮茎が斜になっていたところに注入しましたが、4/8の時は かなり平らな状態で注入に苦労しました。(この平になる状態が排卵時期の状態です) 3才馬でやっとですから成馬の子宮の下がった馬の場合は工夫が必要です。 この方法で今年は何頭か挑戦してみます。 妊娠の確認は5/5に超音波で確認致しました。触診では35日以上必要です。 これで75%アラブの生産が始まります。 |
牝馬 ム−ミン(3才) |
種馬 グレースコーサー |
精液をこの容器で冷蔵保存して運搬します。 精液の料金は1,000円です。 |
精液を注射器(30CC)に吸入して AI用ストロー(カスー)をセットし テープで固定します。 |
細長いのがAI用ストロー(カスー)です。 |
膣鏡で膣を開口し子宮茎間が見える迄挿入します。 |